脇の黒ずみに人知れず悩んでいるという人、結構多いです。
なかなか話しにくい悩みですよね。
でもその症状の度合いは人それぞれ。
重度になってしまうと、きれいな肌に戻るかどうかはかなり困難かもしれません。
しかし時間はかかりますが、しっかりケアすれば改善していきます。
またそれ以上にそのまま放置してしまうと、さらにいっそうひどい状態に。
まれかもしれませんが、手術というケースも出てきてしまいます。
とにかく今すぐにケアを始めましょう。
重度の脇の黒ずみとは?
重度の脇の黒ずみとはどのような状態でしょうか?
[症状の目安]
軽度 | 全体的にうっすら黒ずみに見える状態 |
中度 | 肌が全体的に黒ずみ、炎症による赤みが混ざっている状態 |
重度 | 全体的に真っ黒、または青黒い黒ずみで、肌もかたくなっている状態 |
軽度であればセルフケアで黒ずみを解消することができます。
中度になると、なんとかセルフケアで改善・解消できるかなという感じ。
病院(美容皮膚科)で診てもらう方が確実ですが、セルフケアで様子を見られるのもいいのではないでしょうか。
重度の黒ずみになると、正直、セルフケアよりも病院(美容皮膚科)で治療を受けられたほうがいいと思います。
肌の状態にあった的確な治療をしてもらえ、肌の状態も、コスパ的にも、時間的にも、最もいい結果が得られるのではないでしょうか。
重度の黒ずみをセルフケアするための5つのポイント
病院(美容皮膚科)に行ったほうがいいのはわかってはいるけれど、時間が取れない、病院に行くのは躊躇してしまう、とりあえずセルフケアをということもあると思います。
そこで、黒ずみを改善するために特に気をつけたいケアポイントを紹介します。
自己処理は電気シェーバーを使う。
ムダ毛を処理する場合は、電気シェーバーを使いましょう。
カミソリで剃る、毛抜きで抜く、ワックスではがすなど、どれも肌、毛穴に相当大きなダメージを与え、新たな黒ずみを作り出してしまいます。
電気シェーバーは刃が直接肌に触れないしくみになっているので、他の脱毛器に比べ、肌への刺激が少なく、ダメージを最小限に抑えることができます。
カミソリや毛抜きなどを使用している人は、すぐに電気シェーバーに替えましょう。
ムダ毛処理の期間をできるだけ空ける。
脇の黒ずみを作る最も大きな原因はムダ毛の処理です。
まずはできるだけムダ毛の処理しないようにしましょう。
2~3日に1回行っている場合は1週間に1回、1週間に1回行っている方は2週間に1回など、ムダ毛が気になるかもしれませんが、ムダ毛処理によるダメージを与える回数をできるだけ少なくすることが大事です。
黒ずみケア専用クリームで毎日ケアをする。
脇の黒ずみを改善するには、普通の保湿クリームではなく、「保湿」「抗炎症」「美白」の3つの成分が、できるだけ高いレベルで入っている脇の黒ずみケア専用クリームを使用することが重要です。
ドラッグストアなどで売られているものでは、ケアするには成分的に弱く、どちらかというと予防に近いので重度の場合はおすすめしません。
重度の黒ずみケアには、通販になってしまいますが、3つの成分(「保湿」「抗炎症」「美白」)がしっかり入っていて、個人で購入できる商品の中で最も効果が期待できるものがあります。
当サイトでは、「ピューレパール」をまずおすすめしているのですが、重症の黒ずみの場合には、「クレアフォート」または「スウィープホワイト」を試されるのがいいと思います。
「ピューレパール」はコスパがよく、今ある黒ずみケア商品の中で続けやすいというメリットがあり、3つの成分の中で特に”保湿”を重視している商品です。
軽度~比較的軽い中度の黒ずみの方にはおすすめなのですが、重度の場合は、「抗炎症」「美白」を重視しているものの方がより効果的なのではないかと感じます。
「ピューレパール」より価格が高くなってしまいますが(定期購入の場合)、まずは改善することが大事です。
もちろん「クレアフォート」も「スウィープホワイト」も、保湿成分はしっかり入っています。
重度の黒ずみの改善がより期待できる商品です。
【関連記事】
クレアフォート:こだわりの成分で脇の黒ずみ解消へ!その効果、副作用とは?
スウィープホワイト:”美白”にこだわった脇の黒ずみ解消美容液の効果とは?
脇を乾燥させない。
脇は汗をかきやすい一方、乾燥もしやすい部位です。
乾燥した肌は刺激をより受けやすく、また乾燥自体が黒ずみを作る原因になります。
肌が乾燥しないようには、脇の黒ずみケア専用商品でしっかりケアすることが大事です。
脇に摩擦や刺激を与えない。
黒ずみを作る原因に摩擦、刺激があります。
脇は構造上からどうしてもすれやすいですが、
- きつい下着や洋服を着る。
- かゆくてかいてしまう。
- 脇汗を抑えるために制汗剤をよく使用する。
- 脇の黒ずみを隠すために脇用ファンデーションをよく使う。
- 脇汗をぬぐうためタオルで強く拭いたり、お風呂でゴシゴシこすったりする。
いずれも黒ずみを作る原因になります。
黒ずみが気になるあまり、お風呂でこすり洗いしてしまう人もおられますが、これは全くの逆効果。
逆に肌を刺激し、黒ずみをいっそう作ってしまう行為です。
いくらこすっても絶対に落ちません!
脇を洗う時、ケアクリームを塗る時、ワキ汗を拭く時など、刺激を与えないようにやさしく行いましょう。
重症の脇の黒ずみを改善するには?
脇の黒ずみを改善、解消するための大きなポイントは2つ。
黒ずみを改善・解消するためのポイント
- 肌の正常なターンオーバーを促し、黒ずみを排出し、きれいな肌に再生していく。
- 新たな黒ずみを作らない。
真皮にまで達した黒ずみはなかなか消すことが難しいですが、表皮の黒ずみは肌のターンオーバーによって垢として少しずつ排出されていきます。
ただ気をつけたいことは、正常なターンオーバーでなければならないことです。
ターンオーバーを早くすれば、黒ずみも早く排出されていくんじゃないかと思ってしまいますが、これが全くの逆で、黒ずみを作る原因になります。
ターンオーバーが早くなれば正常な皮膚が作られず、未熟な皮膚ではバリア機能が働かず、よりいっそう刺激を受けやすい状態に。どんどん黒ずみを作り出してしまいます。
[肌のターンオーバー]
肌のターンオーバーの目安です。
-ターンオーバーの周期-
10代 | 約20日 |
20代 | 約28日 |
30代 | 約40日 |
40代 | 約55日 |
50代 | 約75日 |
60代 | 約100日 |
肌のターンオーバーは28日とよくいわれますが、それは20代の人の肌です。
年齢を重ねるにつれ、周期は長くなってしまいます。
ちなみに、真皮のターンオーバーは5~6年といわれています。
即効で黒ずみを改善する方法は残念ながらありません。
根気強く続けていくことだけです。
重症化してしまった場合、年単位での時間がかかってしまうでしょう。
しかし3ヶ月~半年続けていくと、少しずつ良くなっているという感触が出てくるのではないでしょうか。
さらにしっかりケアを続けていくことで、ターンオーバーが繰り返され、少しずつ改善していき、実感を持つことができると思います。
それ以上に、ケアと黒ずみを作らない対策を続けることで、新たな黒ずみを作られなくなります。
とにかく放置してしまうと、さらにひどい状態になってしまいます。
お顔のスキンケアと同じく、脇もスキンケアが必要です。
これは黒ずみがあるなしに関わらず必要なことなので、お顔同様、脇のスキンケアも習慣化すれば、それほど苦もなく続けることができます。
まとめ
重度にまでなってしまった黒ずみは、セルフケアよりも病院(美容外科)で治療を受けるのが一番いいと思います。
医師が診断し、肌にあった治療、効果の高い薬が処方されるので、黒ずみ改善・解消に最も効果的です。
しかし様々な事情で、まずセルフケアをという場合は、
セルフケア5つの重要対策
- 自己処理は電気シェーバーを使う。
- 脱毛期間をできるだけ空ける。
- 黒ずみケア専用クリームで毎日ケアをする。
- 肌を乾燥させない。
- 肌に摩擦や刺激を与えない。
改善するには時間がかかりかかると思いますが、根気強く続けましょう。
肌の正常なターンオーバーが促されることで、少しずつ薄くなっていきます。
少しでも早く改善したい、セルフケアでは改善が見られないときは、病院(美容皮膚科)で診てもらいましょう。