脇ニキビができる原因とは?ケアを誤ると黒ずみに!正しいケア方法紹介

鏡を見る若い女性基本情報

顔にできるニキビはすぐに目に付き、気になりますが、脇にできるニキビは気づかないことも多いです。

しかし、脇は皮膚が薄く、デリケートな上、汗をかきやすいので、ニキビができやすい環境です。

そんなできやすいニキビの予防、ケア、治療を誤ると脇の黒ずみの原因にもつながります。

ニキビを作らないためにも、原因や対策、ケア方法を紹介します。

ニキビとは?

ニキビ発生のメカニズム

思春期、また大人になってからも悩んでいる方が多いニキビですが、正しくは、「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚の病気。

毛包や皮脂腺が炎症を起こしている状態です。

ニキビができる主な原因

  • 過剰な皮脂の分泌
  • 角質肥厚によって毛穴の出口がふさがれることによる皮脂詰まり
  • アクネ菌の繁殖

ニキビの種類

ニキビの種類

ニキビができるきっかけは、毛穴の出口の角質が厚くなり、毛穴をふさいでしまうこと。

そして皮脂が毛穴に詰まり、角栓となることでできます。

  • 皮脂のたまり始め → 白ニキビ
  • 皮脂が炎症を起こすと → 赤ニキビ
  • 皮脂が化膿すると → 黄ニキビ
  • 皮脂が酸化すると → 黒ニキビ

脇ニキビができる原因

脇にニキビができる主な原因です。

毛穴の詰まり

毛穴詰まり

脇は体の中で皮脂の多い部位(脂漏部位)のひとつです。

そのため清潔にしていないと、毛穴に皮脂が詰まりやすく、詰まると脇ニキビの原因になってしまいます。

間違ったムダ毛処理

カミソリ

ムダ毛を処理する際、処理前後のケアを怠ったり、無理に抜いたり、切れ味のよくないシェーバーで剃ったりすると、肌や毛穴により大きな負担をかけてしまいます。

毛穴をふさいだり、開きっぱなしになったり、出血したり、肌に傷が付いたり。

肌荒れや炎症、細かな傷が残っているところに菌が侵入すると、ニキビができやすくなります。

摩擦

タオルで肌を拭く女性

脇は薄くてデリケートです。

入浴や汗をかいてタオルでゴシゴシ、下着や洋服で締め付けたり、擦れたり。

摩擦による刺激が多い脇は炎症を起こしやすく、起こすとニキビを作る原因につながります。

脇汗をかいている女性

脇は汗をかきやすく、ムレやすい場所です。

皮膚が湿った状態にあると菌が繁殖しやすくなってしまいます。

ムレや不衛生な状態は、脇ニキビの原因になります。

制汗剤

制汗剤スプレー

制汗剤は、脇の毛穴(汗腺)にフタをすることで汗の分泌を抑えるものです。

しかし必要以上に付けすぎたり、成分をきれいに洗い落とさずいつまでも肌に残ってしまったりすると、ニキビを作る原因になります。

ホルモンバランスの乱れ

ストレスいっぱいの女性

ホルモンバラスや免疫力低下もニキビができる原因になります。

ホルモンの乱れには、睡眠不足、ストレス、偏食、運動不足、不規則な生活など、様々な生活習慣、食生活が影響します。

特に睡眠不足は免疫力が低下し、大きく、そして化膿するニキビができやすくなります。

またストレスもニキビができたり、肌荒れしたりする原因につながります。

治療法

病院

ニキビができたなと思ったら、病院(皮膚科)に行くのが一番。

皮膚の状態にあった薬の処方や適切な処置をしてもらえるので、最も早く、きれいに治すことができます。

しかし病院に行く時間がない場合、ニキビは早めのケアで治る場合が多いです。市販のニキビ治療薬でケアしましょう。

ここで間違っても絶対つぶしたりしないでください。

化膿など悪化したり、ニキビ跡や黒ずみを作ったりする原因になります。

ニキビが治るまでは皮膚への負担や刺激をできるだけ避けることが大事です。

また、化膿してしまったり、痛みが強かったり、市販薬でなかなか治らないなどといった時は、病院(皮膚科)で診てもらいましょう。

脇ニキビ対策

ポイント

正しく脱毛、ムダ毛処理をする。

電気シェーバー

Point1ムダ毛処理をする前に、脇を清潔にし、入浴やホットタオルで温め、毛穴を開いておくこと。

毛穴を温めて開くことで、毛が抜きやすく、肌や毛穴に大きな負担をかけません。


Point2電気シェーバーやカミソリの刃は、切れ味よく清潔なものを使用することが大事です。

使用後はしっかりお手入れを行い、切れ味が悪くなった物は交換しましょう。


Point3カミソリを使用する場合は、剃り始める前にクリームやワセリンなどを塗るのを忘れずに。

そして除毛器具に合わせた肌を傷めない正しい方向に剃りましょう。


Point4ムダ毛を処理した後の肌は、見えない傷が付いていたり、バリア機能が低下していたりします。

しっかり保湿を行いましょう。

肌を清潔に保つ。

シャワー

入浴の際、ワキ、洗っていますか?

意外とワキはサッとすませていることが多いのではないでしょうか?

汚れを落としきれていないこともあるので、しっかり落とすようにしましょう。

といってもゴシゴシ洗ってはダメ!

脇の黒ずみの原因になります。

石鹸やボディソープをよく泡立てて優しく洗いましょう。

特に夏場、制汗剤を使用する機会もあると思いますが、制汗剤の成分が肌に残ると菌が繁殖し、ニキビの原因になります。

優しく成分を洗い落とし、肌に残らないようにしましょう。

そして入浴後、保湿ケアが重要です。

保湿ケアも忘れずに。

糖分、脂肪分、刺激のあるもの、カフェインなどの摂り過ぎに気をつける。

フレッシュな野菜

顔にニキビができやすい人は、脇にもできやすいです。

糖分や脂肪分が多い食べ物、香辛料、カフェインなどは、控え気味に。摂り過ぎないようにしましょう。

そして肌の新陳代謝を促し、潤いを与えてくれるミネラルやビタミンなどは不足しないよう、しっかり摂りましょう。

良眠、ストレス解消、運動を心がける。

睡眠中の女性

ホルモンバランスの乱れや免疫力低下なども、ニキビができやすくなる原因です。

スキンケアだけでは防げないですし、治りません。

質のよい睡眠、運動、ストレス解消などを心がけ、できるだけ規則正しい生活を送りましょう。

まとめ

顔と同じく、脇もニキビができやすい部位です。

脇は皮膚が薄くて、デリケート。

ムダ毛処理や汗をかきやすくムレやすい、制汗剤の使用、摩擦など、ニキビを作る要因がたくさん!

ニキビは毛穴の出口がふさがり、余分な皮脂が毛穴を詰まらせることから始まります。

その後、ニキビ跡が色素沈着し、黒ずみ・シミとして残ることもあります。

ニキビを改善する5つのポイント

  • 正しい脱毛、ムダ毛処理
  • 脇を清潔に保つ
  • 食事
  • 睡眠
  • ストレス解消

ニキビを作らない、跡が黒ずみとして残らないよう、日々のケアが大切です。

タイトルとURLをコピーしました