脇って、結構かゆみが出やすい場所ですよね。
汗をかきやすいですし、ムレて雑菌の繁殖もしやすい。乾燥、摩擦、アレルギーなど、かゆみの原因がいっぱい！
かゆいとついかいてしまいますが、炎症や黒ずみの原因になってしまいます。
脇の黒ずみの原因になるかゆみ。
かゆみができるだけでないようにするためにも、原因、対策、そして黒ずみを作ってしまった場合のケア方法について紹介します。
主な原因
脇がかゆくなる主な原因を紹介します。
汗
脇には汗腺が多く、汗が出やすい部位です。
そのため湿気がこもってムレやすく、かゆみの原因に。
また、ワキ汗を放置すると、肌荒れや雑菌が繁殖し、かゆみの原因になります。
あせも
極度の緊張やスポーツなどで急激に大量の汗をかくと、汗によって皮膚に出る通り道である汗腺を詰まらせ、汗が皮膚の内側に溜まって炎症を起こしてしまいます。
これが「あせも」。
かゆみが出ないあせももありますが、一般的にいわれるあせもは、「紅色汗疹」というもので、赤い小さな水疱ができ、かゆみを伴い、汗をかくとチクチクとした刺すような痛みを感じることがあります。
乾燥
汗が蒸発する時、肌の水分まで奪ってしまうため、肌が乾燥してしまいます。
乾燥した肌はバリア機能が低下しているため、外部からの刺激に弱く、かゆみを起こしやすくなります。
また肌は乾燥から肌を守るために皮脂を過剰に分泌。
この過剰に分泌した皮脂が毛穴を詰まらす原因になり、かゆみを生じさせてしまいます。
カミソリ負け
カミソリを使ってムダ毛を処理すると、目に見えなくても小さな傷がつき、角質層を傷つけます。
その結果、肌のバリア機能が低下。
乾燥や雑菌の繁殖、炎症などが起こりやすくなります。
いずれもかゆみを起こす原因にもなります。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎というと、子どもの頃に発症するイメージがありますが、最近では大人になってから発症する「成人型アトピー性皮膚炎」が増えています。
乾燥だと思っていたらアトピーだったという人もいます。
眠れないほどの強いかゆみが生じる慢性の皮膚炎です。
制汗剤
汗が気になって制汗剤を使用される方も多いと思います。
しかし制汗剤は、汗腺にフタをすることで汗を抑えるしくみ。
肌にとっては大きな負担です。
塞いでいた分、逆にニオイがきつくなったり、毛穴も塞がれるため老廃物の排泄が妨げられ、また制汗剤の成分に反応し、湿疹やかゆみが起こったりすることがあります。
マラセチア菌
マラセチア菌自体は皮膚に常在するカビ（真菌）の一種。
肌が健康な状態であれば特に問題はない菌です。
しかし汗やムレによって肌環境が悪化すると異常繁殖し、猛烈なかゆみを引き起こします。
またかゆみだけでなく、荒れて皮膚がはがれてしまう「脂漏性湿疹」になることも。
主な対策
脇の黒ずみの原因になるかゆみを起こさせないための対策を紹介します。
清潔にする
汗をかいたまま放置していると、汗腺の詰まりが起きやすく、かゆみを起こす原因になります。
汗をかいた後はできるだけシャワーで汗を流し、肌を清潔な状態に保つようにしましょう。
シャワーができない時は、水で湿らせたタオルやハンカチで汗をふき取るだけでも効果があります。
ただし、ゴシゴシこすってはダメ！
こする行為が刺激となって黒ずみの原因になってしまいます。
肌に刺激、負担にならないよう、優しく抑えるように汗をふき取りましょう。
保湿する
肌の乾燥はかゆみの原因。
乾燥を防ぐことが大事です。
そのためにも保湿クリームを塗り、肌のうるおいを保つようにしましょう。
保湿クリームは普通の保湿クリームでもいいですが、脇の黒ずみ専用のケアクリームがおすすめです。
【関連記事】脇の黒ずみ解消クリームおすすめ！選ぶならこれ！！
通気性のよいインナー・服装を心がける
汗でムレた状態が続くのはよくありません。
最近は吸湿性や通気性のよい素材を使ったインナーなどが市販されています。
それらを利用するのも効果的です。
制汗剤を多用しない
制汗剤は汗を押さえてくれますが、肌に与える負担はとても大きく、かゆみを生み出す原因になります。
どうしても必要な時だけにとどめ、多用しないようにしましょう。
また帰宅するなど、必要がなくなったら早めに落とすようにしましょう。
その際、成分が脇に残らないように落とすことと、保湿ケアを忘れずに。
脇に黒ずみができてしまったら？
かゆくてかいてしまった。
無意識にかいてしまっていた。
脇に刺激が積み重なってしまい、黒ずんでしまうということはよくあります。
黒ずみができてしまうと簡単に治すことは難しいです。
しかしあきらめないでください！
1週間や10日、1ヶ月という短期間で解消するのは難しいケースがほとんどですが、改善・解消することはできます。
黒ずんでしまった場合、身近なドラッグストアなどで購入できる市販品ではなかなか難しいですが、通販では脇の黒ずみケア専用のクリームがあります。
脇の黒ずみケア専用のクリームには、「保湿成分」「美白成分」「抗炎症成分」が配合されています。
黒ずみの原因であるメラニンの生成を抑え、肌のターンオーバーを正常に促し、できてしまったメラニン色素を排出。
きれいな肌に再生していく効果が期待できます。
黒ずみができてしまい、セルフケアする場合は、通信販売で購入する脇専用の黒ずみケア商品がおすすめです。
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まとめ
脇は汗をかきやすく、雑菌も繁殖しやすい部位です。
また乾燥もしやすいのも特徴。
脇にはかゆみを生み出す原因がたくさんあります。
かゆみがあるとどうしてもかいてしまいます。
そしてかくとさらにかゆみが増すという悪循環。
”かく”という行為は肌にとってとても大きな刺激になり、炎症や黒ずみの原因になります。
できるだけかゆみを起こさせない肌環境を維持することが大切です。
またケアしてもかゆみが改善しなかったり、悪化する時は、できるだけ早く病院（皮膚科）で診てもらいましょう。