短時間で広範囲のムダ毛処理ができる「脱毛テープ」。
毛根から抜くことができるので、電気シェーバーやカミソリなどと比べ、ムダ毛処理の間隔を長くすることができ人気です。
しかしその一方で、肌に与える負担はとんでもなく大きいです。
脇に黒ずみを作る原因になってしまうのでおすすめできません。
なぜ脱毛テープを使ってはだめなのか、それでもどうしても脱毛テープを使わなければいけないという時はどうしたらいいかなど、脱毛テープを使った除毛について紹介します。
脱毛テープとは?
脱毛テープは、ムダ毛が気になる部分に裏面が粘着テープになっている「脱毛テープ」を貼り、一気に剥がすことでムダ毛を抜く処理方法です。
うまく毛根から抜くことができれば、次に毛が生えてくるまでの時間を空けることができ、処理間隔を長くすることができます。
脱毛テープはドラッグストアなどで手軽に購入することができ、脇や手、脚、指など、脱毛部位に合わせた様々な大きさのものがあります。
自宅で簡単、手軽にできる、ムダ毛処理アイテムです。
メリット・デメリット
脱毛テープのメリット・デメリットを見てみましょう。
メリット
- 広範囲を一度に処理できる。
- 処理時間が短い。
- 即効性がある。
- 安価で、身近なドラッグストアなどで購入できる。
メリットは、なんといっても安くて、手軽に短時間で、ムダ毛処理ができること。
毛根から抜ければ脇毛に悩まされることなく、次の処理まで間隔が空くというのもうれしいです。
デメリット
- 剥がす時の痛みが強い。
- 皮膚、毛穴へ与えるダメージが相当大きい。
- 埋没毛が起きやすい。
- 抜きムラができやすい。
- 毛が少し伸びてないと使えない。
毛根から抜くということは、生きた組織を引きちぎるということになるので、当然痛みを伴います。
また目には見えませんが、毛穴の中では出血、皮膚の角質を剥がし、炎症を起こしたり、膿んだり、腫れたり。その炎症の跡が黒ずみになったり、様々な肌トラブルを起こす原因になります。
さらに何回も繰り返すことで、鳥肌のようなブツブツとした跡ができる原因にもなります。
使用するときの注意ポイント
脱毛テープで処理するためには少し毛を伸ばしておかないとできません。
脇の場合は、勇気が入りますよね。
また間違いなく黒ずみをはじめとした肌トラブルの元になるので、脱毛テープを使ったムダ毛処理はおすすめできません。
しかしどうしても使用するという時もあると思うので、注意しておきたいポイントを紹介します。
ムダ毛が長すぎる場合は、事前に処理しておく。
脱毛テープは少し毛を生やしておかないとできませんが、とはいえ長すぎるのもダメです。
2~3cm以上にもなってしまうと、剥がす時の痛みが強くなりすぎ、うまく脱毛できません。
長すぎる時は、事前にはさみで短く処理してから行いましょう。
肌が乾いた状態で行う。
肌が濡れているとうまく脱毛できません。
肌が乾いた状態で行いましょう。
放置時間を守る。
脱毛テープを貼った後の放置時間は、使用する製品によって異なります。
使用説明書をよく読み、書かれてある通りに行いましょう。
説明書に書かれてある以上に長く放置してしまうと、皮膚に与えるダメージが大きく肌トラブルにつながります。
一気に剥がす。
痛みが怖くてジワジワ剥がすのは止めえましょう。
毛がうまく抜けず、また痛みも強くなってしまいます。
剥がす時は一気に剥がしましょう。
生理中や体調不良、妊娠中などの時は行わない。
以下のような時の肌はとても敏感です。
- 生理中、生理前後
- カミソリや電気シェーバー、除毛クリームなど使用後、3日~1週間以内
- 体調不良
- 日焼け
- 妊娠中
肌トラブルの元になるので、止めておきましょう。
まとめ
自宅で手軽にムダ毛処理ができるアイテム「脱毛テープ」。
しかし脱毛テープは、皮膚や毛穴に負担をかけ、肌荒れ、ブツブツ、黒ずみなど、肌トラブルのリスクが相当高い脱毛アイテムです。
脇の黒ずみに悩んだ者としてはおすすめできません。