毛抜きで脇毛処理は絶対NG!脇がボロボロに!!

悩み・Q&A

脇毛の自己処理はいろいろな方法がありますが、絶対NGは毛抜き。

今、毛抜きを使っている人はすぐに止めましょう。

そしてこれから毛抜きを使おうとされている方は、絶対止めておきましょう。

最初のうちは抜いた方がカミソリなどよりきれいに仕上がるので、毛抜きを好まれる方が多いようです。

しかし何度も繰り返すことで、色素沈着で黒ずんだり、毛穴が鳥肌のようになったり、様々な肌トラブルによって脇がボロボロになってしまいます。

毛抜きを使った脱毛を繰り返し、後悔している方がとても多いです。

なぜ毛抜きを使った脱毛がだめなのか、それでもどうしても毛抜きを使わなければいけないというときはどうしたらいいかなど、毛抜きを使った脱毛についてまとめてみたいと思います。

毛抜きを使った脱毛とは?

ムダ毛を自己処理する方法はいろいろありますが、その一つ、毛抜きを使っている人も多いです。

毛抜きを使って一本ずつ毛を抜いていく脱毛。

手間はかかりますが、毛根から一気に引き抜くので、次に毛が生えてくるまでの時間がカミソリや電気シェーバーなどによる脱毛に比べ長くなります。その分、次に処理するまで時間が空くというメリットがあります。

カミソリや電気シェーバーに比べ、脇毛処理のサイクルが長く、最初は痛みを感じたものの、何回か続けているうちに痛みを感じることがなくなり、人によっては快感だったりする人も。

しかしこれが後で大変なことに!

なぜ毛抜きを使うと黒ずみなどの肌トラブルを起こすの?

毛は毛根にある毛母細胞の分裂によって成長します。

毛母細胞は周りにある血管から酸素や栄養をもらって細胞分裂が行っており、毛根は生きています。

毛抜きで抜くということは、この生きた細胞を無理やり引き裂き、はがしてしまうことに。

当然痛みを伴います。

主な肌トラブル

色素沈着による黒ずみ

毛抜きで引き抜くこと自体が強い刺激です。

刺激は黒ずみの原因となるメラニン色素の生成を促し、黒ずみの原因に。

また無理に引き抜くと、毛穴の奥では出血をしています。

これを繰り返していると。、毛穴は炎症を起こし、その炎症の跡がシミや黒ずみになってしまいます。

毛穴が鳥肌のようになる

ずっと毛抜きで抜いていると、無理やり引き抜くため、毛穴が鳥肌のようになってしまいます。

また皮膚が硬くなり、引きつれたようになることも。

埋没毛

毛穴の出口が傷ついてふさがり、毛が表面に生えてこれなくなり、皮膚の中で丸まったり、とぐろを巻いてしまうことがあります。

これが埋没毛です。

黒いブツブツは見た目も悪いですし、皮膚の下で埋もれたまま毛が成長することで、腫れてしまうこともあります。

【関連記事】埋没毛はなぜできる?原因、改善法、やってはいけないこととは?

毛嚢炎などを起こす

毛抜きで抜くと、目には見えませんが、毛穴の奥は出血を起こしています。

脇は体の中で汗をかきやすく、蒸れやすい。菌が繁殖しやすい部位です。

出血や炎症を起こしているところに菌が入り、膿んだり、毛嚢炎を起こしたりしてしまいます。

【関連記事】毛嚢炎と脱毛の関係とは?

 

毛抜きは毛根から引き抜くため、カミソリや電気シェーバーより毛が生えてこない期間が長く、ムダ毛処理のサイクルが長いというメリットはあります。

しかし生きた毛根を引き抜くと、毛穴の中では内出血を起こし、傷ついた毛穴を守るため、肌はメラニン色素を生成し、色素沈着による黒ずみを作ってしまいます。

こうして作られた黒ずみは簡単に消すことは難しく、改善・解消のケアを始めても、半年~1年、状態によってはそれ以上かかってしまうこともあります。

また黒ずみだけでなく、埋没毛や炎症、毛嚢炎などで脇はボロボロに。

きれいな脇になりたい、きれいな脇でいたいなら、毛抜きを使った脱毛は今すぐ止めましょう。

毛抜きを使用するときの注意ポイント

毛抜きの使用は絶対に避けたいのですが、それでもどうしても使用しなければいけない場合、できるだけ肌に優しく毛抜きをするためのポイントを紹介します。

[毛抜きの正しい使い方]

1.毛抜きを消毒する

毛抜きに菌がついていると、毛嚢炎などの原因になってしまいます。

使用する前に、除菌シートなど消毒してから使うようにしましょう。

2.ワキを温める

毛穴が開いた状態の方が、ムダ毛処理時の痛み・肌へのダメージが少ないです。

毛穴を広げるために、お風呂上りに温まっているタイミングや蒸しタオルで1~2分ほど温めてから行いましょう。

※入浴中に一緒に行うと手軽です。しかしお風呂場には菌が多く、雑菌が入りやすいので、入浴中に行うのは

3.毛の流れにあわせて抜く

毛の根元をつかんで、毛の流れに沿ってすばやく抜きましょう。

毛の流れに逆らうと毛穴の開きが大きくなりますし、ゆっくり抜くと痛みが強くなります。

毛の流れに沿ってすばやく抜くのがコツです。

4.クールダウンをする

毛を抜かれた皮膚は軽い炎症を起こし、火照った状態です。

炎症を抑えるため、水で冷やしたタオルなどを当てて冷やしましょう。

5.保湿ケアをする

クールダウンで肌の状態が落ち着いたら、保湿クリームでしっかり保湿を行いましょう。

毛を抜くというのは、相当な負担が肌にかかるのでおすすめできませんが、どうしてもという時に肌へのダメージを最小限にする方法です。

まとめ

脇毛の処理に毛抜きを使うという方は結構多いです。

1本1本抜いていくのは大変ですが、抜いた方がカミソリなどよりきれいに仕上がりますし、毛根から引き抜くため毛が生えてこない期間が長いというメリットがあります。

しかし繰り返し抜いていると、取り返しが付かない、とんでもない状態に。

色素沈着による黒ずみ、炎症、埋没毛、毛嚢炎など、脇はボロボロになってしまいます。

きれいな脇でいるためには、毛抜きによる脱毛は絶対止めましょう。