妊娠中の脇の黒ずみの原因・対策は?産後解消する?

妊婦さん悩み・Q&A

妊娠すると、女性の身体には様々な変化が起こります。

時に思わぬところに現れてしまい、ショックを受けられる妊婦さんも多いです。

その一つが、「肌の黒ずみ」。

多くの妊婦さんが直面する悩みです。

個人差も大きく、なんとなく濃くなったかな?と感じる程度の方もいれば、本当に真っ黒!と感じるほど黒くなってしまう方もいます。

妊娠中よくあることなので心配しなくてもいいとはいえ、出産後、薄くなるんだろうか?元に戻るんだろうか?と心配ですよね。

なぜ妊娠すると黒ずみができるのか、出産後改善するのか、できるだけ解消・改善するにはどうしたいいのかなど紹介します。

原因

なぜ?と疑問を持つ女性

妊娠すると、肌が黒ずんでしまうとよくいわれています。

なぜ黒ずんでしまうのでしょうか?

主な原因を紹介します。

原因1:ホルモンの変化

妊娠中は、妊娠を維持していくために体の中で様々なホルモン変化が起こります。

妊娠20週目ごろからエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増加。

胎児が育つために重要なのですが、一方で母体にとってはメラニン色素を刺激する要因になってしまいます。

メラニン色素の生成が活発化するということは、シミや黒ずみの原因になるということです。

特に脇やデリケートな部分に起こりやすくなります。

原因2:肌のターンオーバーの乱れ

ターンオーバー

妊娠によってホルモン変化が起きると、肌のターンオーバーの乱れを生じさせてしまうことがあります。

シミや黒ずみができても、正常なターンオーバーによって肌から排出されるのですが、乱れてしまうといつまでも排出されず、肌にとどまってしまいます。

原因3:かゆみが起こりやすい

妊娠すると皮膚の病気でもないのに、肌がかゆくなることがよくあります。

これにはホルモンバランスの変化が関係していて、かゆみを起こすプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増えるのが原因の一つに挙げられます。

また、ホルモンバランスの変化によって皮膚が乾燥しやすくなり、外部からの少しの刺激でかゆみが起こりやすくなります。

かゆみが起きると、どうしてもかいてしまう。自分では我慢しているつもりでも、無意識にかいてしまっていたということもあります。

”かく”という行為は肌を刺激し、黒ずみを作る原因になってしまいます。

対策

妊娠をすると、ホルモンバランスの関係で肌が黒ずんでしまうことが多いです。

これは避けられないことですが、妊娠中からケアすることで、黒ずみをできるだけ作らない、残さない、産後早く解消することにつながります。

そこで、妊娠中に黒ずみをできるだけ作らないための対策を紹介します。

ムダ毛処理は最小限!肌に優しい電気シェーバーで!

電気シェーバー

刺激によって、黒ずみの原因になるメラニン色素が作られます。

妊娠によってメラニン生成が活発になっているところにさらに刺激を与えてしまうと、より黒ずみを作る原因になってしまいます。

特に毛抜きやカミソリなどは皮膚に与える刺激が強く、様々な肌トラブルのもとになります。

自己処理で最も肌に優しいには、電気シェーバー。

一見カミソリと同じように思えますが、電気シェーバーは肌に直接刃が触れないように作られています。

一番肌に刺激を与えず自己脱毛ができるのでおすすめです。

また、脇のお手入れ後には必ずしっかり保湿をしましょう。

毎日の保湿ケア

保湿クリーム

皮膚をできるだけ黒ずませない、ターンオーバーの乱れをできるだけ起こさせないために、日々の保湿ケアが大事です。

特に脇の黒ずみケアクリームや美容液を使うとより効果的!

妊娠中は目に見えて薄くなるなどの実感することは難しいかもしれませんが、できるだけ黒ずみを抑え、産後できるだけ早く解消するためにも、絶対に怠りたくないケアです。

紫外線対策をしっかり行う

木陰にたたずむ妊婦さん

妊娠中はホルモンの影響でメラニンが活発化しています。

その時期に紫外線対策を怠ってしまうと、シミや黒ずみを増やす原因になってしまいます。

最近の研究で、目から入った紫外線により、直接紫外線が当たっていなくてもシミや黒ずみの原因になるということがわかっています。

目から入ってくる紫外線対策もしっかり行いましょう。

ゆとりのある下着・服を身につける

妊婦さん

妊娠中、体はどんどん大きく変化していきます。

しかし、短い期間にどんどん変化するため、ちょっときつくなってきたかな?と感じる下着や服を我慢して着てしまうことがあります。

よくあることではありますが、下着・服による締めつけが刺激となって黒ずみを作る原因になります。

ゆとりのある下着や服を身につけるように心がけましょう。

こすらない

脇を隠す女性

肌をこすってしまうと黒ずみを作ってしまいますし、悪化させてしまうことになります。

黒ずみが気になると思いますが、入浴時は肌を傷つけないよう優しく洗いましょう。

また、保湿クリームなどでケアする時も優しく塗るようにしましょう。

産後は消える?

赤ちゃん

妊娠による黒ずみは一時的な変化です。

出産後は、ホルモンが元の状態に戻るにつれて、段々と薄くなり、消えていきます。

ただ期間については個人差が大きく、人によっては1年以上、ということもあります。

少しでも早く解消したい場合は、引き続きメラニン色素を作らせない対策(肌にできるだけ優しい脱毛、紫外線対策、かかない、こすったりしないなど)と、保湿ケアが重要です。

保湿ケアをしっかり行うことで、肌のターンオーバーを促し、古い角質やメラニン色素を排出することができ、黒ずみが解消していきます。

その際、できれば脇の黒ずみケアクリーム・美容液がおすすめです。

専用の脇の黒ずみケアクリームには、保湿成分だけでなく、黒ずみ解消・解消の強い味方、美白や抗炎症成分などの成分が配合されていて、より効果的です。

黒ずみに悩んでいる方はぜひご検討してみてください。
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まとめ

妊娠、出産、産後。

女性の身体は、普段は起こらない大きな変化があります。

これまで肌荒れなど起こったことがないという方も、妊娠によって肌の変化を感じる妊婦さんが多いです。

そして思わぬところに現れるのが「肌の黒ずみ」。

個人差はありますが、多くの妊婦さんがもつ悩みです。

妊娠によるホルモン変化が原因で、メラニン色素の分泌が盛んになり、色素沈着が起こりやすくなっています。

しかしこれは一時的なもの。

出産後、ホルモンバランスが戻ることで少しずつ薄く目立たなくなり、元に戻ります。

妊娠中は気になるかもしれませんが、できるケア(保湿、紫外線対策、こすらないなど)をしながら、あまり気にしすぎないで過ごすようにしましょう。

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