制汗剤の多用が脇の黒ずみになっていた!?

制汗剤スプレー悩み・Q&A

脇汗って嫌ですよね。

人に見られたくない!

脇汗によるニオイも困る・・・

そんな悩みを解消するために、夏場は制汗剤を使っている方、多いのではないでしょうか?

でもそれが脇の黒ずみの原因になっているかもしれないこと知っていますか?

制汗剤で黒ずみを作らないための対策やケア方法を紹介します。

制汗剤とは?

制汗剤スプレー

制汗剤には、汗を抑える「収れん剤」と、雑菌を抑える「抗菌剤」が含まれています。

様々な種類がありますが、共通しているのは、パウダーで汗腺にフタをするというしくみです。

汗腺にフタをするとことで汗の分泌を抑え込みます。

脇汗のにおいが気になるのはどうして?

嫌な臭いに鼻をつまむ女性

汗を分泌する汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。

そのうち脇は特に「アポクリン腺」が多いのが特徴です。

アポクリン腺から分泌される汗には、フェロモンなどニオイ成分を多く含むことが知られており、脇汗のにおいが気になるのもこのためです。

また、脇汗で蒸れた状態のままでいると雑菌が繁殖し、ニオイの原因になります。

脇汗自体、そしてニオイを防ぐために制汗剤を使うという方が多いです。

制汗剤と脇の黒ずみの関係とは?

脇を隠す女性

脇の黒ずみの原因に制汗剤が関係していることに気づいていない方が多いです。

汗腺にフタをすることで汗を抑えることはできますが、汗腺を異物でふさぐことは肌にとってはよくありません。

毛穴の詰まり、色素沈着による黒ずみの原因になってしまいます。

理由

1.制汗剤の成分で毛穴を塞いでしまうため

制汗剤は、汗腺(毛穴)にフタをして汗を抑えます。

それにより汗を防ぐことはできるのですが、一方で肌に与えるダメージは大!

汗腺(毛穴)をふせぐため老廃物の排出が妨げられ、毛穴に汚れが詰まることで炎症が起きたり、汚れや成分でかゆみを引き起こしたり。

色素沈着、毛穴の詰まりによる黒ずみを作る原因になってしまいます。

一口メモ:制汗剤で脇のニオイがきつくなるかも!?汗をかくのを防ぐために制汗剤で汗腺(毛穴)をふさいでしまうと、汗とともに老廃物の排出も妨げることになり、ニオイの面で逆に強くなってしまう場合があります。

 

汗も困りますが、ニオイ(ワキガ)も困ります。

 

肌に負担をかける制汗剤は、必要最低限の使用にとどめるようにしましょう。

2.制汗剤に含まれる成分が刺激になってしまうため

制汗剤に含まれる成分によって皮膚はダメージを受けてしまいます。

制汗剤にはニオイの原因菌を殺菌するために銀などの重金属が用いられていたり、汗を抑える作用のある収れん剤の中に酸化アルミニウムなどの金属塩が含まれていたりします。

多用することによってそれらの成分が肌に刺激を与え、黒ずみの原因になってしまうことが考えられます。

もちろん体にとってもよくない成分といわれています。

3.制汗剤スプレーの噴射は肌にとって刺激になるため

脇に近い距離で噴射を行う制汗剤スプレーの肌に与える刺激は思っている以上に大きいです。

刺激は黒ずみを生む原因。

スプレーを多用することによりどんどんメラニンが作られ、ターンオーバーがうまくいかなかったり、うまくいっても過剰すぎて排出が追いつかなければ肌に色素沈着となって残ってしまいます。

4.スプレー使用後、制汗剤の成分をしっかりオフできていないため

制汗剤を使った後はしっかりクレンジングを行い、成分を洗い落とさなければいけません。

制汗剤の成分が脇に残っていると、その成分が酸化して毛穴の黒ずみに。

また成分が残るということは毛穴を詰まらせるということでもあり、そうなると肌のターンオーバーの遅れを招き、色素沈着による黒ずみの原因にもなってしまいます。

5.保湿ケア不足

ワキをきれいに洗ったあと、どうしていますか?

保湿をしっかりしていますか?

保湿を怠ってしまうと乾燥を招いてしまいます。

乾燥もまた黒ずみや肌のターンオーバーの遅れの原因になります。

黒ずみを作らないためのケア法

脇の黒ずみを作らないために、ケア法、気をつけたいポイントを紹介します。

多用しない。

制汗剤スプレー

汗を何とかしたい!

制汗剤を使いたくなる気持ちはよくわかります。

しかし制汗剤は、肌にとっても、体にとってもよくありません。できるだけ使わないようにしましょう。

それでも使用しないといけない時は、肌にやさしく、刺激が少ないタイプのものを選びましょう。

帰宅したら早めにオフ&しっかり成分を落とす。

石鹸

制汗剤は毛穴をふさいでいることもあり、肌にかなり負担をかけていますし、成分自体も肌への刺激になります。

帰宅したら早めに制汗剤をオフするようにしましょう。

つけたままでいることで、かゆみを引き起こしたり、炎症を引き起こしたりすることも考えられます。かゆくてかいたり、炎症を起こしたりすると色素沈着の原因になります。

帰宅するなど、必要がなくなったら早めに落とすようにしましょう。その際、成分が脇に残らないように落としてください。

保湿を忘れずに。

保湿クリーム

制汗剤を落とした後、そのままでは皮膚が乾燥してしまいます。

乾燥が原因で黒ずみを作ってしまっている方も多いです。

私の脇の黒ずみも間違いなく乾燥が原因のひとつになっていました。乾燥によって本当に黒ずみます。

乾燥は大敵!しっかり保湿しましょう。

その際、脇専用の美白保湿クリームを選ぶとより効果的です。

【関連記事】脇の黒ずみ解消クリームおすすめ!選ぶならこれ!!

まとめ

嫌な脇汗を防ぐために使用される方が多い制汗剤。

制汗剤を使ったからといってすぐに起こるわけではないので気づかない方が多いですが、実は制汗剤が原因の一つとなって脇の黒ずみが起こることがあります。

もともと脇は皮脂などが溜まりやすいところ。そこにさらに制汗剤によって脇の汗腺(毛穴)をふさいでしまうのは、肌にとって本当によくありません。汚れが詰まって黒ずみを助長してしまいます。

どうしても使用しないといけない時もあると思いますが、できるだけ使用しないようにしましょう。

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