ニードル脱毛とは?

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脱毛の現在の主流は、レーザー脱毛、または光脱毛です。

一方ニードル脱毛ですが、レーザー脱毛や光脱毛と比べ、料金が高く、大きな痛みを伴うなどデメリットが大きいです。

しかしそれでも、今でも一定の需要があります。

それは、なんといっても確実に永久脱毛できるから!

ニードル脱毛をされた方の声を聞くと、満足されている声が多いです。

  • ムダ毛処理に悩まされない。
  • いつもきれいでいられる。

この解放感、満足感はとても高いです。

とはいっても、他の脱毛方法と比べいろいろ大変なことが多く、正直ハードルが高い脱毛法でもあります。

迷われている方も多いのではないでしょうか。

そこで、唯一確実に永久脱毛できるニードル脱毛について、メリット・デメリット、費用や副作用など詳しく紹介します。

ニードル脱毛とは?

ニードル脱毛

ニードル脱毛の始まりは、アメリカ。

逆さまつげを電流で取り除いたのがはじまりです。

すでに140年以上の歴史を持つ施術法です。

一つ一つの毛穴に針を挿入し、電気を流して毛根を破壊して脱毛するため、毛根が破壊された毛穴からは毛が生えてくることはありません。

確実に脱毛できます。

様々な脱毛方法がありますが、永久脱毛と呼べるのは「ニードル脱毛」だけです。

施術方法の種類

ニードル脱毛には大きく分けて、「絶縁針脱毛」と「美容電気脱毛」があります。

絶縁針脱毛

「絶縁針脱毛」は、毛質に合わせた針(絶縁針)を皮膚内の毛根に沿って挿入し、その針に電気を通し、毛根や毛球、毛乳頭を破壊して脱毛する方法。

医療機関でのみ扱うことができる施術法です。

[メリット]

  • 使用する針は、先端以外は絶縁体に包まれているので、電流が肌に触れず、毛根だけに熱を加えることができる。

    → 肌への刺激、火傷が最小限に抑えることができる。

[デメリット]

  • 個人用の針や血液検査で別途費用が1万円ほどかかる。

美容電気脱毛

「美容電気脱毛」は、プローブ(細くて先端の丸い電極)を毛穴に挿入して微弱の電流を流して脱毛する方法。

電気分解法毛穴に針を挿入して微弱な電流を流し、電気分解により毛包の中で水酸化ナトリウムを発生させて発毛組織を壊す方法。

1本の毛に対して1分以上の施術時間がかかり、強い痛みを伴います。

また、炎症や火傷、色素沈着などのリスクも高いというデメリットもあります。

昔は主流でしたが、現在行っているところは少ないです。

フラッシュ法毛穴に針を挿入し、高周波電流を流して毛根を縮小させ脱毛を促す方法。「高周波針脱毛」とも呼ばれています。

さらに、高周波の出力の差の違いにより、

  • 高周波が高い → 「フラッシュ法」
  • 高周波が低い → 「マニュアル法」

に分けられます。

1本当たりの処理時間は、フラッシュ法が1秒以下、マニュアル法は1~3秒ほど。

電気分解法に比べ脱毛効果は劣りますが、痛みが抑えられ、施術時間も短くてすみます。

ブレンド法「電気分解法」と「フラッシュ法」のメリットな面を組み合わせて行う脱毛法。

高周波に弱電流を組み合わせ、アルカリと熱の相乗効果で脱毛していきます。

1本当たりの処理時間は3~20秒ほど。
一度に広範囲の脱毛ができ、またどんな毛質にも対応が可能です。

ショートウェーブ法毛穴にプローブを挿入し、高周波を流して毛根部を破壊する脱毛法。

1本の処理時間が0.03~0.06秒。

ブレンド法よりも痛みが少なく、施術時間も短くて済みます。

スーパーフラッシュ法ショートウェーブよりもさらに速く、1本にかける時間が0.03秒。

超高速脱毛で、痛みを最小限に抑えることができます。

Vラインなど、特に痛みを感じやすい部分に最適な施術法です。

電気脱毛は資格が必要ないので、エステサロンでも行うことができます。

[メリット]

  • プローブは使い捨てなので、衛生的。
  • 血液検査などの追加料金がかからない。

[デメリット]

  • 電流を流した際、皮膚への刺激が避けられないため、出力を弱めて施術を行う。

    → 絶縁針脱毛と比べ、1本抜くのに時間が若干かかる。
  • 絶縁針脱毛に比べ、痛みが強い。火傷などのリスクが高い。

メリット

喜んでいる女性

永久脱毛ができる。

ニードル脱毛は、唯一確実に1本1本永久脱毛することができます。

脱毛完了後の満足度が最も高い脱毛法です。

どんな毛、肌でも施術が行える。

レーザー脱毛や光脱毛(一部除く)はメラニンにアタックするため、日焼けした肌や地黒の人は火傷のリスクが高く、施術できないことがあります。

また産毛には時間がかかり、白髪などは脱毛できません。

一方ニードル脱毛は、日焼けした肌でも、地黒でも、産毛や白髪、金髪などでもOK!

施術に必要な3mm~5mmほどの毛が生えていれば、脱毛することができます。

毛周期に関係なく施術できる。

ニードル脱毛は生えている毛に対し施術を行う脱毛法です。

そのため毛周期に関係なく、脱毛したい場所に毛が生えていたらその毛を脱毛することができます。

デメリット

悩んでいる女性

痛みがかなり強い。

ほとんどの方が耐え難いレベルの痛みです。

麻酔を使うことができますが、それでもかなり強い痛みがあります。

時間がかかる。

1本1本脱毛しなければいけないため、施術時間がかかります。

また希望する部位の脱毛を完了するためには、その部位に生えてくる毛がすべて施術し終えないといけないため、毛が生えてくるのを待ちながら施術をしなければならず、時間がかかります。

炎症などの肌トラブルが起こる。

毛根を破壊するほどの強力な電流を流すため、施術後、ほぼ確実に赤みや毛穴の腫れなどが起こります。

また、火傷やむくみなど、肌トラブルのリスクも高いです。

施術者の技術力の差によるリスクがある。

ニードル脱毛は施術者の高い技術力が必要です。

熟練していない施術者が行うと、より激しい痛みを伴ったり、炎症を起こしたり、赤みがなかなか引かなかったり、内出血を起こしたり。

肌トラブルのリスクがより高くなります。

施術前に3mmほどの毛を伸ばしておかなければいけない。

ニードル脱毛は毛に沿って針を挿入するため、施術の前に3mm~5mmほど毛を伸ばしておく必要があります。

ムダ毛処理をしなくてもいい反面、薄着の季節などは気になります。

料金が高い。

レーザー脱毛や光脱毛に比べ、高額です。

ニードル脱毛の料金体系はわかりにくいですが、基本的には、その日施術した毛の本数または時間に応じて支払うシステムです。※一部定額制を採用しているところもあります。

毛の量は個人によって異なるため、実際どれくらいの料金になるかわかりにくいのも心配な点です。

副作用

リスク

ニードル脱毛は、高電力で毛根を破壊する施術なので、どうしても副作用のリスクが高いです。

施術した部位は一時的ですが、確実に赤みや毛穴の腫れが出ます。

それ以外に、火傷やむくみ、毛嚢炎、内出血、皮膚の知覚障害、リンパ腺障害など、様々な肌トラブルが起きる可能性があります。

かかる費用は?

料金は?

ニードル脱毛の料金体系は、「本数単価」または「時間単価」で決められていることがほとんど。

レーザー脱毛や光脱毛とは料金体系が異なるため注意が必要です。

◆本数単価
「1本○円」で計算する方法です。

「10本で○円」というセット価格を設けているクリニックもあります。

◆時間単価
「1分○円」「10分○円」で計算する方法です。

時間の単位はお店によっても異なります。

現在では、「時間単価」が主流になっています。

1分あたりの料金の目安は、

絶縁針脱毛美容電気脱毛
時間(1分)500~600円100~250円

最近では、「両ワキ10万円で通い放題」といった定額制のところも出てきています。

クリニック、サロンそれぞれの料金相場

クリニック

クリニックでは、「時間制」「定額制」を採用しているところが多いです。

医療針(絶縁針)脱毛の場合、初診料や血液検査など施術費用以外にかかる料金があるので注意が必要です。

【渋谷皮フ医院】

 

JR渋谷駅(南改札)徒歩1~2分。

20年以上の歴史をもち、医療脱毛(レーザー、絶縁針)とスキンケアを専門にしている、皮膚の総合クリニックです。

 

[絶縁針(ETL)脱毛]
絶縁針(ETL)脱毛のカウンセリング&テスト脱毛の際、初診料、血液検査代、針代(※専用針1本5,000円。約1,500本の脱毛本数で消耗交換)、軟膏代を含めて12,500円です。

 

麻酔クリーム代:5,000円/1回 ※必要時のみ

施術代は部位によって異なり、脇の場合は、

ワキ:3,000円/5分(最小単位)

 

絶縁針では予算に応じた脱毛にも応じてくれます。

【ビューティスキンクリニック】

 

渋谷にある医療レーザーと医療針(絶縁針)に特化した脱毛美容クリニックです。

 

[絶縁針脱毛]
絶縁針脱毛:1本 500円
※専用針代:4,000円(初回のみ)

 

-麻酔-
ガス麻酔(笑気):3,200円(税抜)
塗る麻酔(麻酔クリーム):3,200円(税抜)
貼る麻酔(ペンレステープ):1枚 500円(税抜)
局所麻酔:3200円(税抜)

 

絶縁針脱毛は10年以上の経験ある熟練看護士が施術を行うため、確実かつスピーディー、安心して受けることができます。

サロン

サロンでは、「本数単価」「時間制」「定額制」を採用しているところが多いです。

【エステティックTBC】
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全国各地に店舗がある大手エステサロン。TBCでは、スーパー脱毛(美容電気針)とライト脱毛(光脱毛)の2種類の脱毛方法が行われています。

 

スーパー脱毛(美容電気針)の料金は、

ビジター価格(入会金なし)メンバー価格
プレーンゾーン
(両ワキや両ヒジ下、両ヒザ下)
130円108円

※メンバー価格で施術を受けるには、入会金12,960円、入会事務手数料3,240円が必要です。(2年間有効)

 

でも初めて脱毛を受ける場合、どんな施術か不安なことが多いと思います。

 

しかし安心してください!

エステティックTBCでは「スーパー脱毛とライト脱毛 1回体験コース」があります。

通常価格11,680円の脱毛プランが、91%OFFの1,000円(税込)で体験できるコースです。

  • スーパー脱毛:脇毛40本分
  • ライト脱毛:Lパーツ1ヶ所、またはSパーツ2箇所が選べる

スーパー脱毛、ライト脱毛、それぞれどんなものか2種類の施術が体験でき、痛みがどのくらいあり、脱毛後の効果、皮膚の経過など、チェックすることができます。

 

エステティックTBCで脱毛を受けて見ようかな?と思う場合は、まず「スーパー脱毛とライト脱毛 1回体験コース」を受けられるのがいいと思います。

処理する面積が大きくなると非常に高額な金額になってしまいます。

全身脱毛をニードル脱毛で行うのではなく、まずレーザー脱毛や光脱毛を行い、残ってしまったムダ毛や、ここだけはどうしてもしっかり脱毛しておきたいという部位に行うのがいいのではないでしょうか?

痛み、肌トラブル、料金、いずれも負担を抑えることができます。

実際にかかる費用はクリニックによって異なりますので、カウンセリングに行った際は、必ずクリニックでしっかりと確認してから申し込んでください。

ニードル脱毛による脇脱毛について

ワキを見る女性

脇は狭いですが、思っているよりも毛が密集している部位です。

脇脱毛する場合は、レーザー脱毛でおおよそのムダ毛処理をした上で、残っている毛だけニードル脱毛をするという方法がいいのではないでしょうか。

ニードル脱毛は、1本単位または分単位で料金が決まっていることが多いので、大体のムダ毛をレーザー脱毛で脱毛しておけば、痛い思いも少なくてすみますし、費用も抑えることができ、おすすめです。

まとめ

激しい痛みを伴い、1本1本施術を行わないといけないため、時間がかかる、高額であるなど、デメリットの多いニードル脱毛。

しかし今でも一定のニーズがあるのは、確実に永久脱毛ができるからです。

毛根が破壊された毛穴からムダ毛が生えてくることはありません。

ニードル脱毛の中でも美容電気脱毛については資格がなくても扱えるため、一部のエステサロンで行われていますが、基本的に毛根を破壊するほど強力な電流を流す必要があるため、ニードル脱毛は医療機関で行われる脱毛です。

ニードル脱毛は、熟練していない施術者が行うと肌トラブルが起きるリスクがとても高くなるので、熟練した医師・スタッフがいる、信頼して施術が受けられるクリニックを選ぶことが重要です。

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