脱毛期間中やってはいけないこととは?

黒ずみ関連情報(脱毛・脇汗など)

レーザー脱毛も光脱毛も、長丁場。

期間中の過ごし方によって効果が左右します。

また肌トラブルの原因になることも!

そこで、脱毛期間中、気をつけておきたいポイントを紹介します。

脱毛期間中のNG

脱毛効果をしっかり得るために、そして肌トラブルを起こさないために、気をつけておきたいポイントです。

日焼けをしない。

レーザー脱毛や光脱毛(一部除く)は、黒いもの(メラニン色素)に反応するレーザーや光を照射し、脱毛を促していきます。

日焼けをしてしまい、メラニン色素が毛だけでなく、肌にも多い状態では、毛根以外の肌にあるメラニン色素にも反応してしまい、火傷や炎症など、肌トラブルを起こすリスクが高まります。

そのため日焼けしている場合、クリニックや脱毛サロンでは施術を断られるケースが多いです。

また日焼けしている肌はバリア機能も低下しているので、乾燥もしやすくなっています。

これも肌トラブルを起こす原因になり、施術ができません。

脱毛期間中は日焼け厳禁!

日焼け止めをしっかり塗り、日傘や長袖を着るなど紫外線対策をしましょう。

最近では、目から紫外線が入ると脳がスイッチを押し、直接紫外線が当たっていないにもかかわらず全身が日焼けしてしまう、ということがわかってきました。

目から紫外線が入らないように、しっかりUVケアが施されたサングラスで目も保護しましょう。

肌を乾燥させない。

乾燥した肌はバリア機能が低下し、外部の刺激によるダメージを受けやすい状態です。

そこにレーザーや光を照射すると、火傷や肌荒れ、赤み、黒ずみなど、肌トラブルの原因になってしまいます。

また、乾燥した肌は刺激に敏感なため、痛みも感じやすいです。

普通の肌であれば痛みなく受けられるはずの施術が、強い痛みを伴うこともあります。

そのため、肌の表面がカサカサで粉をふくようなあまりに乾燥した状態では、施術ができないケースも。

もし施術ができたとしても、乾燥しているところへの照射ができなかったり、出力を抑えられることもあるかもしれません。

そうすると脱毛効果が下がってしまいます。

肌の乾燥はすぐには改善できません。

黒ずみの原因にもなりますので、毎日のケアが大事!保湿をしっかり行い、肌の状態を整えておきましょう。

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脱毛の前後2週間は予防接種をしない。

予防接種で一番思い浮かべるのは、インフルエンザ。

それ以外にも予防接種をする機会があると思います。

予防接種は大切ですが、脱毛期間中は摂取する日を気をつけましょう。

予防接種は、毒性を弱めた病原体などを体に注入し、免疫を作るものです。

そのため、摂取後、発熱やだるくなるなどの副作用が出ることもあります。

予防接種を受けた身体はかなりデリケート。肌トラブルを起こしやすく、治りにくい状態です。

予防接種を受ける場合は、脱毛の前後それぞれ2週間は空けるようにスケジュール調整をしましょう。

ムダ毛を抜かない。

レーザー脱毛や光脱毛(一部除く)は、毛根を破壊、またはダメージを与え脱毛していきます。

そのため、毛抜きやワックスで毛根をなくしてしまうと、施術をしても全く意味がありません。

また、毛抜きで抜いたり、ワックスを使用したりすると、皮膚や毛穴を傷め、肌トラブルを起こすリスクが高まります。

脱毛の前のシェービングや自己処理は、肌に最も優しく除毛できる電気シェーバーを使いましょう。

カミソリを使ってムダ毛の処理をしない。

脱毛日前日のシェービングや、脱毛完了するまでの間は自己処理する必要があります。

自己処理にカミソリを使用される方が多いのですが、カミソリによるムダ毛処理をするのは止めましょう。

カミソリを使うと、目に見えなくても肌の表面は傷ついてしまい、ムダ毛だけでなく、肌の角質まで一緒に削りとってしまいます。

バリア機能が失われた肌は乾燥がしやすく、目に見えない傷から菌が入ったり、炎症を起こしたり、黒ずみを作ったり。

肌トラブルの原因になります。

ムダ毛の自己処理には、肌にとって最も優しい電気シェーバーを使って行いましょう。

薬の飲み方に注意

薬の中に光感受物質が入っていることがあります。

血液にのって成分が全身に巡っている中、そこにレーザーや光を照射すると、「光線過敏症」を起こす原因になります。

発疹、かぶれ、炎症など、肌トラブルを起こすリスクが高いです。

市販薬では、風邪薬や花粉症の薬、鼻炎薬、血行促進剤など、飲む機会が多いと思いますが、注意が必要。

これぐらいだったら大したことないんじゃないかと自己判断で薬を飲んでしまっては、絶対ダメです!

特に施術当日はもちろん、数日前の薬の服用は止めましょう。

そもそも体調が悪い時に脱毛することが危険です。

定期的に薬を飲む必要がある人や、体調を崩しどうしても薬が飲みたいときは、医師や薬剤師に必ず相談しましょう。

そして、施術を受けるときに必ず報告することも忘れずに。

ピルを服用しない

ピルには増毛や減毛の副作用があることが報告されています。

そのため脱毛に影響が出る場合があります。

ピル服用中の場合は、医師の診断が必要です。

医師の診断により施術が可能であれば、服用しながらでも脱毛をすることができます。

ピル服用中の方、ピルの服用を考えられている方は、脱毛を開始する前にまずはピルの服用が可能かどうか医師の診断を受けましょう。

何かあってからでは遅いです。

これぐらいが危険です。

どんな薬でも自己判断せず、必ず医師や脱毛サロンのスタッフに相談、確認、報告しましょう。

脱毛期間中でも中止

妊娠

脱毛期間中に妊娠することもあります。

その場合は、すみやかに脱毛を中止しましょう。

妊娠中はホルモンバランスの変化で、体に様々な変調があります。

レーザーや光による胎児への直接的な影響はないといわれていますが、母体への負担が大きいです。

  • 肌荒れなどの肌トラブルのリスクが高まる。
  • 炎症など、肌トラブルが起こっても治療できない場合がある。
  • 体調が悪くなる。
  • 脱毛による行きみやストレス。

いつなんどき、思いがけないリスクが伴うかわかりません。

妊娠に気づいたら必ず施術を受けているクリニックや脱毛サロンに申し出、中止しましょう。

病気

病気になった時は、すみやかに脱毛を中止し、病気を治すことに専念しましょう。

病気の体に施術を行うことは大変大きなリスクを伴います。

危険です。

絶対止めましょう。

体調不良のときは?

脱毛は長丁場なので、施術期間中に体調不良のときがあるかもしれません。

しかし体調不良のときに施術を受けるのは

体調がすぐれないときの肌は敏感です。

様々な肌トラブルを起こしやすく、治りにくい。体調をさらに崩す危険もあります。

そして、取り返しのつかないことが起こるリスクも高いです。

予約を入れている、早く脱毛を完了したい、と無理する人もいますが、これは本当に危険です。

まずは1日も早く体調を整え、健康な状態で施術を受けましょう。

まとめ

脱毛は施術方法によって異なりますが、1年、2年とかかってしまいます。

慣れてくるにつれ、段々これぐらいだったら大丈夫じゃないかと気を緩めてしまいがちです。

それが大きなトラブルを生む原因に。

脱毛期間中の過ごし方によって大きく効果が変わってきます。

しっかりと脱毛効果を得るために、そしてそれ以上に肌トラブルを起こさないためにも、注意点を守り、ムダ毛のないきれいな肌を手に入れましょう。

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