脇の黒ずみ、どうしてできるの?その原因とは?

疑問を持つ若い女性基本情報

脇の黒ずみ、いつ気づきましたか?

「え!?」

「何!?」

「うそ~!・・・」

「ヤダー!!!」

・・・へこんでしまいますよね。

私も気づいたとき、相当ショックでした。

自分なりに気をつけていたつもりだったのに・・・。全然ダメでした。

何がダメだったのか、どうすればケアできるのか、調べていた時に恥ずかしい話ですがこの時初めて知りました。

黒ずみができる原因っていろいろあるんですね。

できてしまった黒ずみをケアするためには、何が原因でできたのか知ることが一番重要です。

それによってケア方法が違います。

何が原因でできてしまったのか、正しくケアするためにも、脇の黒ずみができる原因を見てみましょう。

主な原因

脇の黒ずみの原因は大きく2つに分類されます。

脇の黒ずみ2大原因

  • メラニン色素の沈着
  • 毛穴に詰まった汚れ・皮脂

メラニン色素の沈着

メラニン色素と聞くと紫外線をイメージされるかもしれません。

「ワキに紫外線が当たることはほとんどないんだけど・・・」と思うかもしれませんが、メラニン色素ができるのは、紫外線だけが原因ではありません。

刺激があると、肌を守ろうとしてメラニン色素が作られます。

脇の皮膚は薄くて、とてもデリケートです。

脇毛を処理する時のカミソリや毛抜きなどによる刺激、腕を動かす際や下着・洋服による摩擦、ゴシゴシ洗う、かゆくてかく行為、制汗剤のスプレーの噴射など、脇は様々な刺激を受けています。

その刺激から守ろうとしてメラニン色素が過剰に生成され、ターンオーバーで排出が追いつかなくなり、色素が沈着して黒ずみの原因になってしまいます。

メラニン色素を増やす原因1:脱毛の自己処理

カミソリで脱毛する女性

最も多い原因です。

毛根は神経や血管が通う生きた組織です。

「毛を抜く」という行為は、皮膚組織の一部を引きちぎることになり、毛穴の奥は傷つき出血もします。傷が治ると新しい毛が生えてきますが、その毛を抜くことでまたダメージを与えてしまいます。

その結果、黒ずみをはじめ、様々な肌トラブルを起こしてしまいます。

メラニン色素を増やす原因2:乾燥

乾燥肌

脇は汗をかきやすく、ムレやすいのですが、その一方で乾燥しやすい部位でもあります。

またムダ毛処理をした後に、保湿ケアをせずに放っておくと、ダメージを負った角質が空気に触れて乾燥してしまいます。

乾燥は肌のターンオーバーン遅れを招き、黒ずみの原因になります。

メラニン色素を増やす原因3:摩擦

女性

腕は日常よく動かす部位で、脇はよく擦れています。

それに加え、きつい下着・洋服による締め付けや、下着や洋服の素材・デザインが脇の摩擦を生みます。

また入浴時、ゴシゴシ洗ったり、ケアのためにクリームを強く塗ったり、黒ずみが気になると石鹸やスクラブなどでこすったり。いずれも黒ずみの原因になります。

メラニン色素を増やす原因4:紫外線

紫外線

顔と同じく、脇も紫外線があたると肌を守るためにメラニン色素が作られ、シミ、黒ずみの原因になります。

しかし人によっては、「ワキに紫外線?夏でも脇を出すことがないから、紫外線があたる心配はないけど?」という方もおられるかもしれません。

そこが落とし穴。

実は最近の研究で、マウスではありますが、目から入った紫外線で全身が日焼けすることがわかってきました。脳が反応し、メラニンの活性が起こり、紫外線が直接当たっていない場所でも日焼け、黒ずんでしまいます。

メラニン色素を増やす原因5:ホルモンバランスの乱れ

妊婦さん

ホルモンバランスが乱れることによっても発症します。

その代表的な例が妊娠です。

妊娠中、胎児の成長などに必要なため、メラニン色素を増やす働きがあるプロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)が急激に増え、色素沈着が起こりやすくなってしまいます。

他にも、食生活の乱れや睡眠不足、ストレスなどもホルモンバランスの乱れを招き、黒ずみの原因になります。

毛穴に詰まった汚れ・皮脂

毛穴詰まり

脇の毛穴に汚れが詰まり、毛穴が黒ずんで見えることがあります。

また、毛穴に汚れが詰まっていること自体も刺激となり、メラニン色素を発生させる原因にもなります。

さらに、毛穴が詰まると、正常に肌のターンオーバーが行われなくなります。するとメラニン色素が排出されず、肌にとどまってしまい黒ずみの原因に。

毛穴を詰まらす原因1:脇がきちんと洗えていない。汗を放置している。

脇汗をかいている女性

脇の下にはたくさんの汗腺があり、汗をかきやすく、皮脂の分泌も多い場所です。

汗をかいたまま放っておくと、雑菌が繁殖したり、皮脂の汚れがたまって毛穴を詰まらせたり。

溜まった皮脂や古い角質は時間が経つと「酸化」し、黒く変色します。これが黒ずみの原因に。

また制汗剤や脇のファンデーション使うことがあると思いますが、その成分が毛穴に残ってしまうと、それも酸化し、黒ずみの原因になります。

毛穴を詰まらす原因2:剃り残し、埋没毛

埋没毛

脇毛の処理がうまくいかず、剃り残してしまったり、根元が残ってしまったり。

また、脱毛や剃毛、除毛の際、きちんと処理されず、何らかの原因で毛が皮膚内で成長してしまったり(埋没毛)すると、黒ずみの原因になってしまいます。

【関連記事】埋没毛はなぜできる?原因、改善法、やってはいけないこととは?

毛穴を詰まらす原因3:制汗剤

制汗剤スプレー

制汗剤は汗やにおいを抑える作用がありますが、肌にとっては負担になります。

制汗剤で毛穴がふたされることで皮脂や汚れが排出されにくくなり、毛穴詰まり、汚れの原因になりますし、使い続けることで肌に炎症が起こり、黒ずみやかゆみの原因に。かゆくてかけばそれが刺激となって黒ずみに。

また、スプレーの噴射による刺激も黒ずみの原因につながります。

【関連記事】制汗剤の多用が脇の黒ずみになっていた!?

改善するには?

スキンケア

脇の黒ずみの原因はいろいろあります。

その原因のうち、どれかではなく、複数が絡み合って起こっていることがよくあります。

厄介なのは、原因が生じたときと実際に黒ずみが起こるまでにタイムラグがあることです。

例えば、脱毛が関係している場合、脱毛直後、すぐではなく、新しい毛が生えてくるタイミングで起こることがあります。そのため、脱毛が原因であると気づかない人も多いです。

黒ずみを改善・解消するためには、何が原因で起こったのか知ることが重要です。

ケア法も原因によって異なります。

その中で共通しているのは、

  • ダメージを与えない脱毛
  • こすらないこと
  • 保湿ケア

です。

黒ずみがすでに起きてしまっている場合は、専用の美白・保湿・抗炎症作用のある美容クリームでケアすること。どれが原因でも必須です。

【関連記事】脇の黒ずみ解消クリームおすすめ!選ぶならこれ!!

まとめ

脇の黒ずみの原因は一つではありません。

いくつもの原因が重なって起こっていることがほとんどです。

改善・解消のための第一歩は、何が原因で起こったのかを知ることです。

ケア方法いくつかありますが、原因によって効果的なものや、あまり意味のないものがあります。

原因を知り、まずこれ以上悪化させないようにすること。そして、改善・解消に向けてケアすることが大切です。

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