埋没毛はなぜできる?原因、改善法、やってはいけないこととは?

基本情報

皮膚の下に毛が埋まってしまい、黒い点や塊がブツブツ・・・(涙)

触ると、ザラザラ・・・

皮膚の上から透けて見えたり、輪っかになっていたり。

いろんな埋もれパターンがありますが、こういった状態を「埋没毛(埋もれ毛)」と呼びます。

私も経験がありますが、特に脇や脚などはかなり目立ちますよね。

悩んでいる方、多いのではないでしょうか?

そんな埋没毛、なぜできるのか、どうすれば改善できるのか、絶対やってはいけないこととは何か、詳しく見ていきたいと思います。

埋没毛とは?

埋没毛(まいぼつもう)とは、毛穴の出口が傷ついて塞がり、毛が表面まで生えてこれなくなり、皮膚の下で育ちながら埋もれた状態の毛のことです。

皮膚の上から黒く透けて見え、輪っかになっていたり、渦を巻いていたりするものなど様々。

基本的に皮膚はターンオーバーを繰り返しているので、1~2ヶ月の周期で新しい皮膚になっていくとともに塞がっていた毛穴が元に戻り、皮膚の中に埋もれていた毛も表面に出てくるようになります。

しかし、ターンオーバーがうまくいかなかったり、毛穴がずっとふさがれた状態が続いてしまうと、埋没毛が進行し、毛はどんどん長くなり、より黒い黒ずみやしこり、炎症を起こしニキビや毛嚢炎(もうのうえん)の原因になります。

さらに炎症を起こした跡が黒ずみとして残る「色素沈着」の原因にもなってしまいます。

本当に厄介な存在です。

原因

埋没毛が起こる原因の9割は、ムダ毛の自己処理によるものです。

毛抜きやカミソリ、脱毛ワックスなどによる自己処理

脇毛の処理にカミソリを使われる方、多いと思います。

しかしカミソリで脱毛すると、皮膚を傷つけてしまう可能性が高いです。

その傷口が炎症を起こし、かさぶたができ、毛が出てくる毛穴をかさぶたでふさいでしまうと、毛は皮膚の外に出ることができず埋没毛になってしまいます。

では、剃るのがダメなら、抜いてしまえばいいのかというと、それもダメ!

毛抜きや脱毛ワックス、脱毛テープによる脱毛は、毛と一緒に毛穴、皮膚も引っ張ってしまいます。

そうすると、毛穴、皮膚が傷つき、角質化。毛穴が角質で覆われてしまい、これまた毛が出てこれなくなってしまいます。

自己処理の間隔が短い

脱毛回数が多ければ多いほど、毛穴、肌にダメージが蓄積されます。

そこに間違った、ダメージの大きい自己処理をしてしまうと、かさぶたや古い角質が溜まり、毛穴をふさいでしまい、埋没毛を作ってしまいます。

やってはいけないこと!

埋没毛ができても、やってはいけないことがあります。

無理やり抜かない。

埋没毛って、とても気になります。

つまみ出したくなります。

その気持ちすごくわかります。私もそうですから。

だからといって、毛抜きやピンセット、針などを使って無理やり抜くのは絶対止めてください!!

肌がとんでもないことになってしまいます。

毛穴、周辺の皮膚を傷つけ、傷口から細菌が侵入して炎症、化膿してしまったり、傷跡が色素沈着してそれこそシミ・黒ずみになってなってしまう危険性がとても高いです。

絶対に止めましょう!!!

放置しすぎない。

埋没毛を無理やり引っ張り出すよりは放置する方がいいです。肌のターンオーバーによって毛が出てくるので。

ただ、ターンオーバーが正常に機能していないと、ずっと皮膚の下に埋没したまま成長してしまい、成長した埋没毛が毛穴を押し込み、そこから炎症を起こしてしまう危険性があります。

放置しすぎるのもよくありません。

改善法

毛が埋没している以外の症状がなければ、病院で治療する必要はありません。

しかし放置しておくのも炎症の原因につながる恐れがありますし、それ以上に見た目がとにかくよくないですよね。

そこで、埋没毛をセルフケアする方法を紹介します。

保湿をする。

おすすめは、クリームで保湿して角質をやわらかくし、自然に出す方法です。

最も安全で、解消することができます。

特に入浴後やホットタオル(蒸しタオル)で脇を温めた後、保湿クリームを塗るのが効果的です。

さらに、埋没毛に特化したクリームを使うとより高い効果が得られます。

埋没毛に特化したケアクリーム「ストレミライン」自己処理による埋没毛※1や毛穴の黒ずみ※2をケアしてくれる専用のクリーム。

 

それが「ストレミライン」。

 

色素沈着による黒ずみケアクリームはいろいろありますが、埋没毛※1や毛穴の黒ずみ※2に特化したケアクリームってなかなかないんですよね。

 

脇の埋没毛※1や毛穴の黒ずみ※2に悩んでいる方はぜひ一度お試しください。

 

ストレミラインについては、「ストレミライン:埋没毛、毛穴の黒ずみの悩み解消に!その効果、副作用は?」で詳しく紹介しています。

 

※1 乾燥や肌荒れにより埋もれた毛

※2 メラニンの生成によるシミ。メラニンを含んだ古い角質による黒ずみ

ピーリングをする。

古い角質をおだやかに取り除くことができるピーリングを取り入れるのも改善法の一つ。

古い角質が取り除かれることで埋没していた毛も自然と出てきてくれます。

またピーリングは、古い角質を取り除くことで肌のターンオーバーを促してくれるので、埋まっていた毛が出やすくするサポートにもなります。

ただし、ピーリングを毎日行うのは逆に肌の負担になってしまいます。

毎日保湿クリームでケアしながら、肌の状態を見て1~2週間に1回ぐらいの割合で行うのがいいと思います。

【関連記事】ピーリングは脇の黒ずみ改善・解消に効果的!その理由・方法とは?

 

特に症状はなく、単に毛が埋もれているだけであればセルフケアで改善することはできます。

しかし、炎症を起こしてしまった場合は、病院で診てもらいましょう。

予防するには?

できてしまうととても厄介な埋没毛。

埋没毛に悩まないための予防法を紹介します。

脇毛の自己処理法の改善。

カミソリは肌を傷つけやすく、毛抜きや脱毛ワックスなどは毛穴・皮膚に負担をかけてしまい、埋没毛を作りやすいです。

自己処理をする場合は、電気シェーバーが一番おすすめ!

一見カミソリと同じように思えますが、電気シェーバーは肌に直接刃が触れないように作られています。

自己処理の中で最も肌への負担が少ない方法なんです。

ただ、やっぱり電気シェーバーによる脱毛処理では不満がある場合は、病院(クリニック)や脱毛サロンでの脱毛がおすすめです。

自宅で行いたい場合は家庭用脱毛器(ケノン、トリアなど)を使った方法もあります。

【関連記事】

脇脱毛おすすめクリニック・脱毛サロン5選 迷ったらココチェック!

ケノン【家庭用脱毛器】の特徴やメリット・デメリット、お得な購入方法など徹底解説!

カミソリやシェーバーの刃を定期的に換える。

カミソリやシェーバーの刃は定期的に換えましょう。

使い続けると菌が繁殖し、毛穴に侵入して炎症を起こす可能性があります。

使用頻度や状態にもありますが、もったいないと使い続けるのではなく、肌を大切にすることを優先して、定期的に買い換えましょう。

また電気シェーバーのお手入れを忘れずに。

同じ場所を何度も剃らない。

自己脱毛の際、同じ場所を何度も剃らないようにしましょう。

傷を作ったり、毛穴が何度もひっぱられて埋没毛や炎症、黒ずみの原因になります。

保湿をしっかり行う。

予防のためにも保湿は大事です。

保湿することで肌がやわらかくなり、ターンオーバーや毛穴詰まりの予防にも役立ちます。

まとめ

皮膚の下に毛が埋もれてしまう「埋没毛(埋もれ毛)」。

皮膚の上から黒く透けて見える、黒いブツブツ、触るとザラザラ。

かなり目立ち、炎症や毛嚢炎の原因にもなる、かなり厄介な存在です。

その原因の多くがムダ毛の自己処理。

無理に抜いたり、剃ったりすることで起こる症状です。

だからといって埋没毛を無理やり毛抜きや針などで抜こうとすると、さらにダメージを与え、炎症、毛嚢炎、黒ずみなど肌トラブルの原因になってしまいます。

埋没毛ができてしまったら、保湿クリームによるケアがおすすめ!

埋没毛に特化したクリームもあるので、そういった商品を使うとより高い効果が得られます。

ただし、炎症や毛嚢炎などが起こった場合は、皮膚科で診てもらいましょう。