カーボンピーリングとは?【脇の黒ずみ治療 美容皮膚科】

改善・解消法

美容皮膚科で脇の黒ずみ治療として行われることがあるカーボンピーリングについて紹介します。

毛穴の黒ずみに悩んでいる方は、特にチェックしておきたい治療法です。

カーボンピーリング(レーザーピーリング)とは?

同じく医療機関で行われるケミカルピーリングは【薬剤のみ】で行いますが、カーボンピーリングは、【薬剤+レーザー】による治療法です。

医療用の黒いカーボンを患部に塗り、レーザーを照射。

レーザーがカーボンの黒色に反応し、熱エネルギーで毛穴の角栓や汚れを除去していきます。

ケミカルピーリングは、古くなった角質を除去し、ターンオーバーを高め、新しい皮膚を再生していくものですが、カーボンピーリングは、古い角質や毛穴に詰まった老廃物を除去し、肌を活性化させるだけでなく、熱エネルギーがカーボンの色素に反応し、毛穴の奥の細胞に熱を与え、毛穴を引き締める効果もあります。

また、毛穴の開き・黒ずみ、凸凹した頑固なニキビ跡などの治療に効果的です。

レーザーを使用しますが、輪ゴムで軽く弾く程度の痛みで、強いものではありません。

※痛みの感じ方は個人差があります。痛みが強いと感じる場合は、塗り薬による麻酔などの使用で対処できますので、医師にご相談ください。

治療の回数、費用は?

治療は、脇の色素沈着、脇の毛穴の開き・黒ずみの場合、状態にもよりますが、2週間に1回程度、6~10回。

料金は、1回 10,000円~30,000円くらいが目安です。

カーボンピーリングは美容知慮のため保険が適用されません。

自由診療なので、クリニックによって料金が様々です。

カウンセリングを受けた際は、治療に何回ぐらい必要で、どのくらいの料金になるか見積もりを出してもらいましょう。

副作用

カーボンピーリングは比較的刺激の少ない治療です。

そのため副作用はほとんどありませんが、肌の乾燥や赤みが出ることがあります。

その他、皮膚炎、色素沈着、皮膚疾患(アトピー、ヘルペス、にきびなど)の悪化などを起こす可能性があります。

※あくまで考えられるもので、必ず出るものではありません。

施術を受けられない人

カーボンピーリングができない場合があります。

  • 治療中の病気がある方
  • 妊娠中の方
  • 皮膚炎や傷などがある方
  • 光過敏症の方
  • 過度の乾燥がある方
  • 過度の日焼け後、直近で日焼けの予定のある方
  • 施術部位に金属埋没糸を使用中の方
  • その他医師が不可と判断状態

詳しくは施術の前に行われるカウンセリングや、かかりつけの病院でご確認ください。

注意ポイント

保湿をしっかり行う。

施術後の肌は敏感です。

保湿ケアをしっかり行いましょう。

クリニックで保湿クリームや黒ずみケアクリームが出ていない場合は、通販で購入できる脇用の黒ずみケア専用のクリーム、美容液がおすすめです。

脇の黒ずみケアに必要な「保湿」「抗炎症」「美白」成分がしっかり配合されている上、肌に優しい処方になっています。

施術後の保湿ケアとしてだけでなく、日々のケアに用いることで、より黒ずみを改善・解消できます。

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紫外線対策をしっかり行う。

施術を行った場所に紫外線が当たらないように注意しましょう。

施術後の敏感な肌に紫外線が当たると、より大きな刺激となり、黒ずみを作る原因になります。

紫外線は洋服の上からでも通してしまいます。

UV加工をされた洋服の着用など、UVケア、紫外線対策をしっかりと行いましょう。

摩擦に気をつける。

施術後の肌はとても敏感。

強くこすったり、ゴシゴシ洗ったり、下着や洋服で締め付けたり、すれたりしないようにしましょう。

まとめ

脇の黒ずみには、色素沈着、毛穴の詰まり、埋没毛など、様々な原因があります。

その中でカーボンピーリングは、色素沈着や毛穴の開き・黒ずみに対して効果的な治療法です。

比較的刺激が少なく、副作用の心配もほとんどありませんが、何度か繰り返し施術を受ける必要があります。

カーボンピーリングは自由診療のため、クリニックによって料金設定が違います。

カウンセリング時に、必ずどのくらいの施術回数が必要で、どのくらいの料金がかかるかしっかり聞いておきましょう。