脇に黒ずみができる最も大きな原因はムダ毛の自己処理です。
脇は頻繁にシェービングすることが多く、その度に肌に負担を与えてしまいます。
刺激や負担は黒ずみの原因に。
といって、脇毛の処理をしないというのは・・・
そこで、できるだけ肌に負担をかけない自己処理をする方法として何を選ぶかが大事!
一番おすすめなのは電気シェーバーです。
レーザー脱毛や光脱毛に通っている期間も、脱毛完了までの間自己処理が必要ですが、クリニックや脱毛サロンでも電気シェーバーを推奨しています。
そこで電気シェーバーについて、選び方や使い方、うまく剃るためのポイント、黒ずみを作らないための注意ポイントなどを紹介します。
電気シェーバーとは?
電気シェーバーは、ヘッド部に内蔵された内刃で、肌の表面にある毛を剃るタイプのムダ毛処理器。
「ボディシェーバー」や「レディシェーバー」などとも呼ばれています。
刃が内蔵され、直接刃が皮膚に触れないため、肌に与えるダメージが少ないのが特徴です。
中でも、刃が内部で往復する「リニア式」よりも、一方向に回転する「ロータリー式」の方がより肌に優しいです。
メリット
肌へのダメージが最も少なくムダ毛処理ができる。
電気シェーバーは、ヘッド部に内蔵された内刃で剃るため、刃が直接肌に触れることがありません。
その分、他のムダ毛の自己処理法と比べ、肌に与える負担、刺激が減り、肌へのダメージが少なくて済みます。
いつでもできる。
電気シェーバーの種類は豊富で、携帯できるタイプもあります。
携帯タイプは軽量化されコンパクト。近くにコンビニなどがあれば万が一電池が切れても購入することができます。
そのため、旅行や出張先など外出先でもいつでも使用することができます。
コスパがいい。
カミソリと比べると高いですが、カミソリの刃の状態を良好にキープできる期間は、メーカーや製品、使用頻度にもよりますが、短いもので1週間、長くても2週間が目安といわれています。
そのため、かなり頻繁に交換しないといけません。
カミソリ1本の単価は高くなくても、頻繁に買い換えることで、つもり積もってくるとかなりの金額になってしまいます。
一方電気シェーバーは、メンテナンスすることで数年使用することができます。
コスパ的に優れています。
デメリット
深剃りできない。頻繁にムダ毛処理をしないといけない。
電気シェーバーでは深剃りすることができません。
そのため見た目的に満足できない人が多いです。
特に毛が太い人の場合、ザラザラとした感じが気になるかもしれません。
また深剃りができないため、すぐにまた毛が生えてきてしまい、頻繁にムダ毛処理をしなければいけません。
ムダ毛処理後の維持期間が短いのはデメリットです。
音がうるさい。
商品によって異なりますが、65db~70dbを超える音を出す電気シェーバーもあります。
使用する自分自身もうるさいですが、製品によっては扉で隔てていてもシェービングしていることが知られる恐れがあり、気になる人も多いかもしれません。
購入前にどのくらいの音が出るかチェックしておくことをおすすめします。
充電ができていなかったり、乾電池切れをしていたりすると使えない。
電気シェーバーは電気がないと使えません。
使用前に、乾電池タイプのものは電池が切れていないか、充電タイプのものは充電できているか、途中で切れないようにしっかりチェックしておくことが必要です。
電気シェーバーのお手入れが必要。
シェービングした後の電気シェーバーのヘッドや内刃には、たくさんの菱や雑菌がついています。
そのため、使用後は専用ブラシで掃除をしたり、水洗いできるものは水洗いしてしっかり乾かしたりする必要があります。
面倒なことが苦手な方には向いていないアイテムです。
選び方
電気シェーバーにはいろんなタイプがあります。
乾電池式
小型化、軽量化されているので、旅行や出張、会社など、携帯にとても便利です。
どこでもムダ毛処理ができます。
充電式
モデルチェンジが多く、機能面でも高機能なものが多いです。
据え置きタイプアコードタイプがありますが、置いておくだけで充電できるものが便利です。
コードタイプは、使いたいときにすぐ使えるメリットがあります。
使い方
より肌に負担をかけない剃り方を紹介したいと思います。
使用法
- 長い毛は切っておく。
長い毛は、電気シェーバーでは処理しにくく、肌トラブルの原因になったり、故障の原因になったりしてしまいます。
長い毛は、カミソリやトリマーで事前に短くしておきましょう。 - 剃る部分を清潔にする。
剃ると目に見えなくてもどうしても肌に傷がついてしまいます。
その傷から雑菌が入って炎症を起こさないように、剃る前に肌を清潔にしておきましょう。 - 剃る部分を温める。
皮膚や毛は冷えていると硬く、処理がしにくいです。温めて、やわらかくした方が、剃りやすく、肌に与えるダメージも減らすことができます。
お風呂上り、または蒸しタオルで温めましょう。 - 剃る。
使用する電気シェーバーによっても異なりますが、多くの電気シェーバーは、ヘッドを垂直に当てて剃るように設計されています。
肌に直角に当たるように軽く押し当てながら剃っていきましょう。
※取り扱い説明章をよく読み製品にあった剃り方をしてください。
電気シェーバーの場合は、毛に逆らって剃る「逆剃り」をしても大丈夫です。 - 保湿をする。
剃った後の肌はとてもデリケート。
シェービングによる刺激や負担、乾燥しやすいため、黒ずみなどを作る原因になってしまいます。シェービング後はしっかり保湿を行いましょう。
うまく剃るためのポイント
電気シェーバーで、できるだけ肌や毛穴に負担をかけず、きれいに剃るためのポイントを紹介します。
毛が長いときは短くする。
電気シェーバーは、短い毛を剃るように作られています。
長い毛のまま剃ろうとすると、うまく剃れないだけでなく、電気シェーバーに毛が詰まり、故障や肌トラブルの原因になります。
長い毛は、電気シェーバーを使用する前にハサミやトリマーで短くしておきましょう。
シェービング前に肌を温める。
冷えていると、皮膚も毛も硬く、処理がしにくいです。
お風呂上り、または蒸しタオルで肌を温めてから電気シェーバーを使用しましょう。
肌に与えるダメージを抑えることができます。
定期的に刃を交換する。
電気シェーバーは使っているうちに切れ味が悪くなってきます。
切れ味が悪くなった刃でシェービングをすると、肌を傷め、肌トラブルの原因になります。
替刃については使用する電気シェーバーによって異なるため、取扱説明書をよく読み、定期的に刃を交換しましょう。
注意ポイント
電気シェーバーを使用するに当たって、注意しておきたいポイントを紹介します。
何度も同じところを剃らない。
電気シェーバーはカミソリとは異なり直接的には刃が皮膚にふれないため、肌に与えるダメージは少ないです。
しかし少ないといっても負担がないわけではありません。
何度も同じ部分を剃ると、肌に何度も振動、摩擦、熱などが加わり、肌にダメージが蓄積されてしまいます。
同じ部分を何度も剃るのはダメです
同じところを何度も剃らなくてもいいように、長い毛はハサミなどで切って短くしたり、肌を温めて剃りやすい状態にしたり、スムーズに剃るための事前準備をしっかり行ってから剃りましょう。
ヘッドを強く肌に押し付けない。
電気シェーバーのデメリットは、深剃りができないため、見た目が満足できない人が多いことです。
といって、できるだけ深剃りしたいと強くヘッドを押し当ててしまうと、肌を傷つけ、肌トラブルの原因になります。
電気シェーバーは、肌に垂直に当て、軽く押さえるよう動かすのがきれいに剃るコツ。※取り扱い説明章をよく読み製品にあった剃り方をしてください。
急がず、ゆっくり動かすようにしましょう。
毎回メンテナンスをする。
シェービング後の電気シェーバーのヘッドや内刃には、多くの皮脂や雑菌がついてあり、メンテナンスをせずその状態のまま放置してしまうと雑菌が繁殖してしまいます。
その雑菌がいっぱいついた状態で使用してしまうと、シェービングによって目に見えなくても傷ついた傷から菌が入り、炎症や肌荒れ、そこから黒ずみなど肌トラブルの原因になります。
使用後は、毎回メンテナンスをしっかり行いましょう。
体調がよくないときはシェービングをしない。
生理中や寝不足、風邪気味など、体調がすぐれない時の肌は皮膚の免疫力も落ちています。
このようなときに除毛をすると、肌トラブルを起こしやすく、回復も遅いです。
体調の悪い時の除毛は控えましょう。
アフターケアの保湿をしっかりする。
シェービング後の肌はバリア機能が弱まり、とても乾燥しやすい状態です。
ケアをしないでいると黒ずみなどの肌トラブルの原因になります。
私は黒ずみに気づくまで、シェービング後にアフターケアが必要であること知らず、保湿ケアをしたことがありませんでした。
それが私の黒ずみの原因の一つです。
保湿は間違いなく大切です!
しっかり保湿しましょう。
そして使用する保湿クリームですが、私は黒ずみケア専用クリームをおすすめします。
黒ずみケア専用のクリームには「保湿成分」だけでなく、シェービングなどの刺激によって作られる黒ずみの原因・メラニン色素の生成を抑える「美白成分」や、炎症を抑える「抗炎症成分」などが配合されてあり、黒ずみの生成を防いでくれます。
もちろんデイリーケアとしても使えるのでおすすめです。
【関連記事】脇の黒ずみ解消クリームおすすめ!選ぶならこれ!!
まとめ
脇の黒ずみや埋没毛など、肌トラブルの最も大きな原因がムダ毛の自己処理です。
できるだけ肌や毛穴に負担をかけない処理が、肌トラブルのリスクを下げます。
また、クリニックや脱毛サロンに通っている期間中も自己処理が必要になりますが、肌や毛穴を傷めたり、毛根がないと施術ができなかったりするため、毛抜きやカミソリ、テープなどでの処理はNG!
そこで肌への負担が少なくムダ毛処理ができる電気シェーバーがおすすめです。
ただし、電気シェーバーが一番肌に優しいといっても全く負担がないわけではありません。
処理後はしっかり保湿ケアをしましょう。
またこれから先を考えた時は、クリニックや脱毛サロンでの脱毛や、電気シェーバーより高額になりますが、家庭用脱毛器(ケノンやトリアなど)の使用もご検討してみてください。