「脇の黒ずみをとにかくすぐに隠したい!」
そんな緊急事態が起こることってありますよね。
そんな時に便利なアイテムがファンデーションです。
とにかく一時的に、応急的に隠すことができます。
ただファンデーションなら何でもいいというわけではありません。
気をつけておきたいポイントがあります。
そこで、一時的に脇の黒ずみを隠すために気をつけておきたいポイントや、うまく塗るためのコツ、主な脇用ファンデーションなど詳しく紹介します。
脇の黒ずみ隠しは脇用ファンデーションを使うこと!
緊急時のサポートアイテム「ファンデーション」。
日常的にお化粧で使用している人も多いファンデーションですが、ここで注意しておきたいのが、顔のメイク用に使うファンデーションで脇の黒ずみ隠しをしてはダメ!ということです。
脇は汗をかきやすい部位です。
そして汗を出す汗腺には、「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類あるのですが、脇の汗腺は「アポクリン腺」です。
顔などにかく無臭のサラサラとした汗を出す「エクリン腺」に対し、「アポクリン腺」はたんぱく質や脂肪などが含まれ、粘度のある汗が出ます。
そのため、顔用のファンデーションを使ってしまうと、脇汗ですぐに流れてしまい、脇の黒ずみが隠せず、ファンデーションが服について汚れてしまうこともあります。
緊急時の脇の黒ずみ隠しには、脇用またはボディ用のファンデーションを使いましょう。
種類
脇用、ボディ用のファンデーションには様々な種類がありますが、それぞれにメリット、デメリットがあります。
使用するシーンに合わせて選びましょう。
タイプ別
パウダータイプ
粉状なのでサラサラとした質感。
リキッドタイプに比べカバー力は弱いですが、ベタベタせず、塗り心地が悪くないのがメリットです。
パウダータイプはパフを使って塗るので、外出先でも手を汚さず塗りなおすことができます。
またリキッドタイプに比べ着ている服につきにくいという長所もあります。
リキッドタイプ
しっかり脇の黒ずみを隠したい時はリキッドタイプがおすすめ!
液体状なのでしっかり塗りこみことができ、パウダータイプよりカバー力がしっかりしています。
ただし、パウダータイプに比べ肌への負担が大きく、また着ている服を汚しやすいのでより注意が必要です。
シーン別
水に濡れたり、汗をかいたりする時 → ウォータープルーフタイプ
プールや海などで水に濡れたり、ダンスやスポーツなどで汗をかいたりする時は、水に強いウォータープルーフタイプがおすすめ。
ウォータープルーフタイプには、水や皮脂に溶けにくい「シリコン油」が使われています。
肌に密着しやすく、崩れにくいという特徴があり、水に濡れたり、汗をかいたりしても、しっかりカバーしてくれます。
ただし、肌への負担がとても大きいです。
日常的に使うのは避けましょう。
結婚式など露出が多いシーン → 光拡散粒子配合タイプ
光を拡散させる粒子が配合された「光拡散粒子配合タイプ」は、光を反射させて肌の凹凸や毛穴を目立たなくさせ、脇がきれいに見える効果があります。
結婚式やパーティなどの時の黒ずみ隠しに役立ちます。
主な商品
ダーマカラー カモフラージュボディカバー
圧倒的なカバー力!プロも愛用!
脇やビキニラインの黒ずみ、傷跡などを隠すのを目的に開発された「ダーマカラー カモフラージュボディカバー」。
ウォータープルーフタイプで、テレビや映画の撮影、スポーツ界ではシンクロナイズドスイミングまで、プロの世界でも愛用されているボディ用ファンデーションです。
クリニカルテストを経て製品化されているので、肌の弱い方でもお使いいただけます。
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うまく塗るコツ
うまく塗ることは、色ムラや崩れ対策をしっかり行うことです。
塗る前に汗や汚れをふき取る。
ファンデーションを塗る前に、脇汗や汚れをふき取り、化粧水で保湿しましょう。
化粧水をつけた後すぐに塗るとファンデーションがよれてしまうので、10分ほど置くか、急いでいる場合は、ティッシュなどで軽く押さえ(こすらないようにしましょう。黒ずみの原因になります)、皮膚表面の水分を取り除いてから塗りましょう。
自分の肌に合った色を選ぶ。
塗ったところと肌の色が違ってしまうと、さも、「塗っています」「隠しています」と目立ってしまいます。
まず自分の肌に合った色選びをすることが重要なポイントです。
二の腕の内側の色に合わせるようにしましょう。
自然光の下で塗る。
暗い場所はもちろん、洗面所などでよく使われている白熱灯の下は光が黄みがかっているため、ファンデーションが塗り足りないように錯覚して、どんどん厚塗りしてしまいます。
また色ムラを作りやすいです。
自然光が入るところで塗ると、ナチュラルに仕上げることができます。
少しずつ重ねるように塗っていく。
少しずつ重ねるように、塗っていくのがきれいに仕上げるコツです。
また黒ずみの部分だけでなく、脇の下全体に、ぼかすようになじませるように塗ると自然な仕上がりになり、目立ちにくくなります。
注意ポイント
緊急時、応急処置としてとても便利な脇用、ボディ用ファンデーションですが、注意しておきたいポイントがあります。
頻繁に使用しない。
ファンデーションを塗るということは、毛穴や汗腺を詰まらせます。
肌にとっては相当な負担になります。
黒ずみが隠せるからと頻繁に使用してしまうと、今までになかった強い臭いを発するようになったり、脇の黒ずみがさらに濃くなったり、炎症を起こしたり。
様々な肌トラブルを起こす原因になります。
脇用ファンデーションは、本当に緊急時、一時的に使用するものです。
頻繁に使用しないようにしましょう。
使用後、クレンジングでしっかり落とし、保湿をする。
帰宅するなど、隠す必要がなくなったら早めに落としましょう。
脇用、ボディ用ファンデーションは、顔用のものと違い油分が多いです。
成分が残らないようにクレンジングをしましょう。
優しくなじませるようにしながら落とすのがポイント。
またクレンジングした後の肌は乾燥しやすいです。
乾燥は黒ずみの原因になります。
これ以上黒ずみを濃くしないためにも、保湿をしっかり行いましょう。
黒ずみ改善・解消には、黒ずみケア専用クリームがおすすめです。
合わない時はすぐに止める。
脇は薄くて、とてもデリケートな部位です。
肌に違和感や赤み、かゆみが出た場合は、すぐに止めてください。
跡になったり、さらに黒ずみを濃くしてしまったり、肌トラブルの原因になります。
あわないものは使用しないようにしましょう。
着る服に注意する。
脇用やボディ用のファンデーションは、色移りしにくいように作られていますが、絶対ではありません。
色移りが目立つような白っぽい服や汚れては困る服は避けましょう。
また服の色によっては、ファンデーションを塗っているのが目立ってしまう恐れがあります。
どんな色の服を着るかなど、服選びも重要です。
日ごろから黒ずみケアをする。
脇にファンデーションを塗るのは、肌に相当な負担をかけます。
さらに脇の黒ずみを濃くしてしまう原因にもなります。
日ごろから黒ずみケア商品などを使用し、ファンデーションをつけて隠さなくてもいいようにケアしましょう。
脇の黒ずみを改善、解消するには時間がかかりますが、これ以上黒ずみを濃くしないよう、脇の黒ずみ対策を日々心がけ、ケアし続けることが大切です。
【関連記事】脇の黒ずみ解消クリームおすすめ!選ぶならこれ!!
まとめ
結婚式やパーティー、海やプール、スポーツなどのイベントがあり、緊急に脇の黒ずみを隠さないといけない時があります。
そんな緊急時の黒ずみ隠しに便利なのが「脇用(ボディ用)ファンデーション」。
シーンに合ったファンデーションを使用することで、一時的に黒ずみを隠すことができます。
しかしその一方で、肌にとってはとても負担が大きいです。
あくまで脇用(ボディ用)ファンデーションは応急処置。
使用後はしっかり落として保湿を行うこと。
そして、脇用(ボディ用)ファンデーションをしないでいいよう、日ごろから黒ずみを解消するためのケアをしっかり行いましょう。