脇の黒ずみケアクリーム・美容液に有効成分として含まれていることが多い「グリチルリチン酸2K」。
よく配合されている成分だからこそ、どんな成分なのか、安心して使用できるのか知りたいですよね。
そこで、グリチルリチン酸2Kについて、どんな成分・効果があるのか、また副作用などについて詳しく紹介します。
グリチルリチン酸2Kとは?
「グリチルリチン酸2K」は、マメ科の植物「甘草(かんぞう)」の根または茎から抽出し、生成したグリチルリチン酸から作られる天然成分。
グリチルリチン酸の状態では水に溶けにくいため、カリウム(K)を付け、水溶性の性質をもたせたのが「グリチルリチン酸2K」です。
「甘草エキス」「カンゾウ根エキス」「グリチルリチン酸ジカリウム」などと呼ばれることもあります。
一口メモ:甘草とは?
甘草は、生薬として様々な漢方薬に用いられ、また風邪薬や抗アレルギー薬などの医薬品として使われています。
また根っこを噛むと、とても甘いのが特徴。
”甘草”という名のとおり、砂糖の30~50倍の独特な甘みを持つ植物です。
その甘さは古来より珍重され、お菓子や、醤油や味噌などの調味料などにも使われています。
グリチルリチン酸2Kには、強力な抗炎症作用、抗アレルギー作用があり、急性、慢性の皮膚炎に対し著しい効果が明らかになっています。
肌の炎症を抑え、ダメージを回復させる効果があることから、ニキビや肌荒れなどの治療、ケアに用いられる成分です。
副作用は?
強い抗炎症作用をもつグリチルリチン酸2Kですが、刺激性が少ないのが特徴です。
肌に塗るタイプのものは、薬事法で100gあたり0.5%未満の含有量と決められており、副作用の心配はほとんどないといわれています。
一方内服する場合は少し注意が必要です。
1日40g以上摂取すると、手足のしびれ、高血圧、吐き気、頭痛などが起きる「偽性アルドステロン症」という症状を発症することがあります。
「グリチルリチン酸2K」配合脇の黒ずみケアクリーム
荒れた肌を整えたり、炎症を抑えたり、抗アレルギー効果がある「グリチルリチン酸2K」。
脇は、脱毛や下着・服の摩擦など、刺激、炎症が起きやすく、とてもデリケートな部位です。
そのため脇の黒ずみケア商品にも、厚生労働省認定の有効成分「グリチルリチン酸2K」がよく配合されています。
そこで、「グリチルリチン酸2K」が配合されている主な脇の黒ずみケア商品を紹介します。
ピューレパール
脇などのボディの黒ずみ※1ケアに特化して作られた薬用美白※2ジェル「ピューレパール」。
メラニンの生成を抑え、シミや黒ずみを防ぐ美白成分と、保湿に優れた成分がたっぷり!
ピューレパール独自の「肌力アップ」「美白※2」「保湿」の3段階独自メソッドで、しっかり美活ケアができます。
2018年4月に大幅リニューアルがあり、今、注目の大人気商品です。
【関連記事】ピューレパール:脇の黒ずみケアに大人気!その効果、使用法、口コミは?
薬用アットベリー
「薬用アットベリー」は、2大有効成分(水溶性プラセンタエキス、グリチルリチン酸2K)を含む5種類の美白※2成分、6種類の保湿成分、5種類の植物成分がたっぷり配合されたジェルクリームです。
敏感肌、乾燥肌の方にも安心して使っていただけるよう7つ(着色料、シリコン、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、鉱物油、アルコール、パラベン)の無添加。
脇の黒ずみ※1やブツブツに悩んでいる方に向けたスペシャルコスメです。
【関連記事】薬用アットベリー:脇の黒ずみ解消の味方!効果・口コミは?
クレアフォート
厚生労働省も効果を認める2つの有効成分(水溶性プラセンタエキス、グリチルリチン酸2K)に加え、他社の商品にはない「プルーン酵素分解物」や「スターフルーツ葉エキス」など、こだわりの成分がギュッと詰まった「クレアフォート」。
敏感肌、乾燥肌の方にも安心して使っていただけるよう7つ(香料、合成着色料、着色料、鉱物油、パラペン、アルコール、紫外線吸収剤)の無添加。
脇の黒ずみ※1を何とかしたい!あきらめたくない!!
そんな方におすすめしたいの商品です。
【関連記事】クレアフォート:こだわりの成分で脇の黒ずみ解消へ!その効果、副作用とは?
※1 メラニンの生成によるシミ。メラニンを含んだ古い角質による黒ずみ
※2 メラニン色素の生成を抑え、シミを防ぐ
まとめ
「グリチルリチン酸2K」は、甘草という植物から抽出したエキスで作られている成分です。
強い抗炎症作用を持ち、厚生労働省認可の有効成分に指定されています。
強い抗炎症作用を持ちながら、刺激性が少なく、安全性が高いことから、敏感肌用の化粧品にも使われている「グリチルリチン酸2K」。
荒れた肌を整えたり、炎症を抑えたりすることから、脇の黒ずみケア商品にもよく使用されている成分です。